ケイル・サンディランズ氏は、ARNメディアと10年間締結していた1億豪ドルの契約が3月に早期解除されたことに関する訴訟を解決し、現金1209万豪ドルと広告枠150万豪ドルを受け取った。訴訟は、同氏が司会を務めていた「ケイルとジャッキー・O・ショー」の終了を巡るトラブルから起きた。
放送中の衝突が原因
サンディランズ氏は、3月に共催者だったジャッキー・ヘンダーソン氏と放送中に公開的に口論したことを受けて、KIIS FMの朝の番組から解雇された。ヘンダーソン氏は、サンディランズ氏のパワハラ行為を非難し、番組は放送を停止された。サンディランズ氏は当初、不当解雇を理由に8500万豪ドルの損害賠償を求めて提訴していた。
ARNメディアは、サンディランズ氏の重大な不適切行為を主張していたが、先週、問題が解決したことを確認した。解決内容には現金支払いと3年間の広告支援が含まれる。ARNメディアは声明で、「本合意により、当事者間のすべての請求および反訴が完全かつ最終的に解決された」と述べた。
放送中の発言が物議を醸す
問題は2月20日に決定的になった。サンディランズ氏は放送中、ヘンダーソン氏が非専門的で「現実からかけ離れている」と7分間の怒りの演説を行い、占星術やホロスコープに興味を持ち始めたことを理由に、仕事のパフォーマンスに影響が出ていると主張した。しかし、ヘンダーソン氏が涙を流しながら説明を求めたにもかかわらず、サンディランズ氏は具体例を示さなかった。
口論の後、サンディランズ氏は謝罪を試みたが、ARNメディアは彼がヘンダーソン氏や番組スタッフに数週間連絡することを禁止したと報じられている。また、必要であれば他のプレゼンターと組むことを提案したが、ARNメディアはそのような取り決めに興味を示さなかったとされる。
番組が放送中止になると、ARNメディアのスタッフは高額の契約を結んでいた番組司会者たちの費用負担を理由に、この決定を祝ったと報道された。また、この番組をメルボルンにも拡大しようとしたが、失敗に終わっていた。一部の観測では、この失敗が番組終了の決定に影響した可能性があるとされている。
制限と継続中の訴訟
和解の条件として、サンディランズ氏は来年3月までARNメディアの競合企業で働くことを禁じられた。また、彼の次のメディア事業から得られる収入の19.9%をARNメディアが3年間受け取る。
サンディランズ氏と27年間共に仕事をしたヘンダーソン氏も、自身の10年間1億豪ドルの契約が解除されたことについてARNメディアを訴えている。彼女の訴訟は継続中である。サンディランズ氏とのトラブル後、ヘンダーソン氏は休職を発表し、「彼と一緒に働くことができない」と述べ、番組の終了に至った。
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