自律走行車はカリフォルニアの一部都市で増えているが、交通ルールを破っても警察が罰金を科すことができなかった。しかし、それが変わる。
州自動車局(DMV)は、自律走行車(AV)に関する新たな規則を発表した。これにより、警察は車の製造会社に「AVの違反通知」を直接発行できる。
自律走行車の新たなルール
新たなルールは7月1日に施行され、昨年12月のサンフランシスコの停電時などに交通ルールを破る事件が相次いでいたことから、技術に対する規制が強化された。
州自動車局は新たなルールを「国内で最も包括的なAV規制」と呼んでいる。これにより、自律走行車が移動中の違反をした場合、警察は製造会社に罰金を科すことができる。
製造会社への要求
新たなルールでは、製造会社が警察や緊急対応関係者からの呼び出しに30秒以内に応答しなければならない。また、緊急車両の進入禁止区域に車を進入させた場合、罰金が科される。
「カリフォルニアはAV技術の開発と導入において全国をリードしており、これらの更新された規則は州が公共の安全にコミットしていることを示している」と、DMV長官のスティーブ・ゴードン氏は報道発表で述べた。
サンフランシスコベイエリアとロサンゼルス郡では、完全自動運転のロボタクシーを運営している企業の一つがウェイモだ。また、テスラを含むいくつかの企業もカリフォルニアの一部都市で自律走行車の試験運転許可を得ている。BBCはウェイモとテスラにコメントを求めた。
責任の所在に関する課題
自律走行車が交通ルールを破ると、警察は責任を問う方法に苦慮していた。昨年9月、サンフランシスコの南にあるサンブルーノ市では、警察官が目の前でウェイモの自律走行車が赤信号で左折禁止のUターンを行ったのを確認した。
しかし、警察が車を止めても、運転手がいないため罰金を科すことができなかった。代わりに、車に「不具合」があることを製造会社に報告した。また、サンフランシスコ消防局の関係者も、ロボタクシーが緊急対応を妨げていると繰り返し不満を述べている。
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