ELNが対応準備
ELN西部戦線の指揮官、通称「イェルソン」氏は「攻撃できる場所があれば、攻撃する。ELN指導部が全国規模の軍事作戦を命じれば、それに従う。都市でも、農村でも、どこでも」と述べた。
イェルソン氏とその部隊は、太平洋沿岸のチョコ州に位置するELNの拠点にいた。そこは、何時間もの川下りを経てやっと到達できる地域で、湿気の多い熱気が雲を覆っている。岸辺には、木造の小屋が数軒並ぶ稀少な集落が森林を破って現れる。巨大な採掘船が停泊しており、掘削機が川底から金の粒子を取り出していた。
対立勢力との緊張
ELNと対立する武装勢力は、サン・フアン川の支配、資源、人口を巡って対立している。報道陣の船が進む途中で、暴力的な準軍事組織である「ゴルフ・クラン」の武装勢力が止められ、乗客の身分を尋問した。その後、ELNを追放して地域を解放すると約束した。
イェルソン氏は冷静だった。「ELNの領土はすべて、傭兵の集団によって侵入されている。彼らは非常に暴力的だが、政治的権力を巡る争いはしていない」と語った。
長年の紛争の背景
コロンビアの紛争は1960年代に始まり、極度の土地格差と排除的な政治が原因である。左翼ゲリラは国家に挑戦し、政府軍と右翼準軍事組織(ゴルフ・クランの前身)と戦った。コカイン密輸の資金がすべての勢力を支えた。
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