南カロライナ州上院議員のダーリン・グレアム氏は21日、兄のリンジー・グレアム氏が死去した上院議員の席を争うため、来年1月まで続く任期を全うするための出馬を表明した。この発言は、FOXニュースのセイン・ハネティ氏とのインタビューで明らかにされた。

支持とスケジュール

先週、南カロライナ州知事のヘンリー・マクマスター氏は、ダーリン・グレアム氏を兄の任期残りを務めるための代理として任命した。マクマスター氏はその発表の中で、ダーリン氏が「代替候補」であることを示唆しなかった。しかし、知事側近の情報によると、彼女が自身で立候補することを予期していなかった。

ドナルド・トランプ前大統領は、ダーリン・グレアム氏を支持し、彼女が「完全かつ全力の支持」を得ていると表明した。トランプ氏は以前、連邦議員のラッセル・フライ氏を支持していた。

資格に関する疑問

トランプ氏の支持にもかかわらず、共和党内部ではダーリン・グレアム氏の立候補資格について懸念が上がっている。ドーセター郡共和党委員長のCJ・ウェスタール氏は、彼女が党の立候補資格を満たしているかを疑問視した。

FITS Newsの報道によると、ウェスタール氏は、ダーリン・グレアム氏が近年の州レベルの予備選挙に十分に参加していないと主張している。これに対し、ダーリン氏の代理人は、彼女が再選挙や予備選挙に投票した記録を公開した。

ウェスタール氏はそれでも、州共和党が彼女の資格を再確認するよう求めている。「2026年の州共和党予備選挙と2024年の地方選挙に投票したが、それは州レベルの予備選挙ではない」と、FOX8のアンディ・ウェバー記者とのインタビューで述べた。

候補者

22日午後までに、5人がこの議席のための立候補を表明していた。マーカス・リンチ氏は、6月の最初の予備選挙でリンジー・グレアム氏に敗れた人物である。ラッセル・フライ議員とラルフ・ノーマン議員も立候補を表明したが、まだ正式に提出していない。

副知事のパメラ・エベット氏も立候補の可能性が検討されている一方、ナンシー・メイス議員は21日、立候補しないことを表明した。

ダーリン・グレアム氏の立候補は、南カロライナ州共和党内部に政治的な混乱を引き起こしている。トランプ前大統領の支持と著名な家族名を持つ一方で、資格に関する疑問と短期間のスケジュールが、支持者と党幹部の間で不確実性を生んでいる。