ロシアのディアナ・シナイダー選手(22)は2026年のフランスオープンで、自身初のグランドスラム準決勝に進出し、WTAツアーの世界ランク15位に上昇した。この快挙を成し遂げた後、彼女の注目はウィンブルドンに向いた。

芝生への適応

フランスオープン終了後、シナイダー選手は数日間自宅で過ごし、その後ベルリンとバート・ホンブルクで開催されたWTA 500大会に参加。ウィンブルドンへの準備として芝生でのプレーに慣れるための練習を重視した。両大会で1回戦敗退したものの、彼女は芝生への適応が重要だと強調した。

「フランスオープンの結果についてはあまり考えていなかった」と、シナイダー選手はwtatennis.comに語った。「ただ数日間、家に帰ってリラックスし、家族と過ごす時間があった。その後は芝生に慣れるために試合に出るだけだった」。

シナイダー選手はこれまでのキャリアで5つのシングルスタイトルのうち、2年前にバート・ホンブルクで獲得した1つが芝生でのもの。彼女は芝生でのプレーを好むが、試合間の不確実な条件や練習時間の限られている点など、課題も指摘した。

ウィンブルドン2026:好発進

2026年のウィンブルドン1回戦で、シナイダー選手はドイツのエバ・リス選手と対戦し、7-5、6-1で勝利を収めた。試合は序盤から拮抗し、第1セットで3-5とリードされたものの、逆転勝ちを果たした。第2セットではリス選手のサービスを複数回ブレークし、試合を決定づけた。

sportschau.deによると、シナイダー選手はこの試合で18本の無策エラーを犯し、リス選手は12本だった。ロシアの選手は第1および第2サービスの成功率が高く、リターンゲームも強かった。リス選手の敗退により、シナイダー選手は2回戦へ進出し、次戦の相手はウズベキスタンのクデルメトワ選手か、ロシアのリュドミラ・サモノワ選手のいずれかとなる。

「芝生はまったく気に入らないわけではない」と、シナイダー選手は語った。「私のプレーは芝生でもそれなりに良い。ただ、芝生の条件が常に異なるため、難しいこともある。前の大会では遅く、次の大会では速い。練習時間も限られている」。

今後の試合と市場の関心

ウィンブルドンでの好発進を果たしたシナイダー選手は、次戦に向けて注目を集めている。彼女の次戦、クデルメトワ選手またはサモノワ選手との対戦は、特に賭け市場で注目されており、Coinbaseではこの試合の第1セットに関する予測市場が設けられている。この市場は2026年7月2日午前11時02分(GMT+0)に終了する。

シナイダー選手のウィンブルドンでの活躍は、大会全体への関心を高めている。韓国のテニスニュースサイト「テニスピープル」は、シナイダー選手がアリナ・サバレンカ選手やリュドミラ・サモノワ選手など、今後のラウンドで対戦する可能性のある選手についても報じている。

ウィンブルドンでの戦いを続ける中、シナイダー選手は芝生でのプレーの改善と、フランスオープンでの好調を維持することに注力している。彼女のコーチ、サーシャ・バジン氏は彼女の成功に大きく貢献しており、今後のグランドスラムでもさらに良い結果を目指している。