ケニアのギリルにある女子学校で24日夜遅く、寮が火災に見舞われ、少なくとも15人が死亡、数十人が負傷した。警察が明らかにした。ナイロビから北西約76マイルのナクル県ギリルにあるウトゥミシ・ガールズ・アカデミーで発生した火災について、警察は現地の警察署を通じて報じた。

被害と対応の詳細

ケニア警察の関係者はフランス通信社(AFP)に、死者は16人でその多くが児童であると伝えた。また、約73人が病院に運ばれたという。この火災は、約220人の生徒が寝泊まりする寮で起きたが、原因はまだ確認されていない。ケニア赤十字はX(旧Twitter)で、火災は木曜日午前3時半ごろに発生したと報告した。「多くの生徒が避難し、現在、病院で治療を受けている。県消防隊、災害対応チーム、ケニア警察、ケニア赤十字の多機関連携による対応が継続中である」と述べた。

ケニアでの類似事故の歴史

この悲劇は、ケニアで近年起きた致命的な学校火災の最新例である。2024年には、中央ケニアの寄宿学校で火災が発生し、21人の男子生徒が死亡した。2017年にはナイロビ最大のスラム街キベラにある学校で火災が発生し、9人の女子生徒が死亡した。2016年には、生徒が自ら寝ている部屋に火をつける事件が約120件発生した。2022年に発表された国務検査総監の報告書では、多くの公立高校が火災対応に備えていないことが指摘された。

捜索活動と保護者の反応

ケニア警察の副総監補佐、マウド・ミニイ氏は地元メディアに、火災から逃げ出したがまだ行方が分かっていない生徒を捜索していると語った。「衝撃と恐怖、不安のため、多くの人が夜間に外へ逃げ出した。その地域を徹底的に捜索している」と述べた。木曜日の午前、数十人の保護者が学校に集まり、子供たちの安否を知ろうと慌てて探し回っていた。BBCに対して語ったワムブイ・ンデリト氏は、甥娘が火災を生き延びたが足を骨折したと話した。また、「上階にいた生徒の多くが窓から飛び降りたため、負傷した」と述べた。