FIFAは13日、地域協会からの批判を受けても、新会社設立の200億ドル規模の投資計画を強行する意向を表明した。新会社「FIFA フォワード・エンタープライズ(FFE)」では、外部投資家が最大20%の株式を保有できるようにする計画を進めている。

地域協会からの反対

この計画は強力な反対に直面している。13日、UEFAはFIFAの大会にボイコットする方針を表明した。UEFAは55の加盟協会(MA)を代表しており、それらは計画に反対している。北米・カリブ協会(CONCACAF)も計画を却下し、41のMAが反対に加わった。

FIFAは声明で「誤った報道によって、予定されていた協議プロセスが中断された。各MAが事実を基に投票できるように、協議プロセスを進める」と述べた。また「誰もサッカーを売っていません」と強調した。

民主的プロセスが問われる

価値200億ドルの新会社は、外部投資家からの資金調達を一部行う予定だ。FFEへの少数株式投資を呼びかける。この計画はFIFAの211のMAの過半数の賛成が必要で、106票が必要となる。現在、UEFAとCONCACAFの96の協会が反対する見込みだ。

FIFAは「透明で民主的な協議」にコミットしていると強調した。「公の場でのフィードバックや懸念に敬意を払い、透明で民主的な協議へのコミットメントを再確認する」と、15日に発表した声明で述べた。さらに「各MAが提案を審査し、自身の未来を形作る権利がある」と述べた。

UEFA、サッカーの「魂」を批判

UEFAは計画に対して強く反対し、FIFAがサッカーの「魂」を売っていると非難している。UEFAは声明で「提案に驚かされた」と述べ、主要大会の運営に民間投資家が関与することに疑問を呈した。

FIFAは再び、サッカーを売ることを意図していないと強調し、加盟協会が商業的機会をより多く得るよう支援するための計画だと説明した。FIFAは「すべてのFIFA加盟協会(MA)が、自国のサッカーの商業的機会に有意義な所有権を持つことができるようにするため、FIFAおよびサッカーの精神や統治に影響を与えることなく、この計画を提案した」と述べた。