ヨルダンの米軍基地にミサイル発射

イランの赤新月社は、米軍のミサイル攻撃によって、シリクの結婚式場で4人が死亡し、50人以上が負傷したと発表した。米中央軍(Centcom)は、イランの革命防衛隊(IRGC)によるホルムズ海峡での商業船舶への攻撃が原因で、米軍がイランに攻撃を仕掛けていたと述べた。

ヨルダンでミサイル迎撃

ヨルダン国防軍は、イランからのミサイル攻撃を13発迎撃し、10発を破壊したと発表した。3発は遠隔地に落下したが、死者や負傷者は出ていない。

米国とイランの対立の歴史

ドナルド・トランプ米大統領は、米軍の攻撃発表時にイランが報復すれば、さらに強力な攻撃を仕掛けると警告した。米国とイランは、7月以降に初めての攻撃を展開し、イランは報復としてヨルダンの空軍基地やアラブ首長国連邦(UAE)への無人機攻撃を行った。

米中央軍は、米軍が現地時間午後12時からイランの革命防衛隊(IRGC)の目標に攻撃を仕掛け、翌日早朝までに完了したと述べた。イランの準公式通信社タスニムによると、チャバハルやコナラク、ジロフト空港にミサイルが命中し、ケシュム島やバンドルアブバスで爆発が確認された。

米中央軍のティム・ホーキンス大佐はBBCに対し、イランの赤新月社がシリクでの攻撃を報告したことを認識していると述べ、「米軍は民間人を狙ってはいない。IRGCとは違う」と強調した。

米国とイスラエルは2月28日にイランに対して大規模な攻撃を展開し、イランは報復としてイスラエルや米軍基地、湾岸諸国を攻撃した。ホルムズ海峡は事実上閉鎖された。米国とイランは6月に停戦協定を結んだが、その協定は期限切れとなり、敵対行為が再開された。

米国は8月24日に新たな制裁キャンペーンを発表し、イランの孤立化を進めるとともに、イランの同盟国に対する二次制裁を拡大する方針を示した。米財務長官のスコット・ベッセント氏はG20財務大臣会議で、多くの米国同盟国がイランに対する制裁に協力すると述べた。

イランの高官や官製メディアは、このキャンペーンは米国が最近の戦闘での軍事的失敗の後、継続的な経済措置として展開しているものだと否定的な見方を示した。しかし、イランのマウド・ペゼシキアン大統領は28日、米国が協定への再コミットメントを表明すれば、イランもそれに応じると述べた。