BBCによると、米国とイランが戦争終結に近づいたとの報道を受け、原油価格が下落し、世界の株価が上昇した。ブレント原油先物価格は、報道後、一時97ドルから反発して101ドルを超え、午前中には108ドルを超えていた。

ロンドンのFTSE 100指数やドイツのDAX指数が2%以上上昇し、フランスのCAC 40指数は3%上昇した。アジアの株式市場も上昇し、米国のS&P 500指数も取引開始早々で1%上昇した。市場の反応は、Axiosが米国が戦争終結のための1ページの文書に近づいていると報じたことを受けて起きた。

イランの提案に対する反応

数時間後、イラン外務省の発表により、イラン学生通信社は米国の提案がまだ検討中であることを明らかにした。一方、トランプ氏は、イランとの合意がまだ遠い可能性があると示唆した。トゥルス・ソーシャルで彼は、イラン側の合意は「大きな仮定」であり、合意が成立しない場合、攻撃は「はるかに高いレベルと強度」で行われると述べた。

原油価格は、米国とイスラエルの戦争が始まる前の70ドルに比べて依然として高い。イランがホルムズ海峡を通過する原油船舶への攻撃を脅迫しているため、地域の原油生産と輸送が減少している。ホルムズ海峡はイランの南に位置する狭い水路で、世界の原油・ガス輸送の約20%が通過する。戦争が始まってから数週間、この海峡は実質的に閉鎖されている。また、ガス価格も上昇している。

株式市場の動向と今後の見通し

株式市場については、ヨーロッパの主要市場は2月末より下落しているが、S&P 500指数は上昇している。アジアの主要市場は水曜日に上昇し、韓国のコスピー指数は6.45%、香港のハンセン指数は1.22%、日本の日経平均は0.38%上昇した。ハンセン指数は戦争が始まってから下落しているが、他の2つの指数は上昇している。

4月8日、米国とイランは停戦合意に達成し、原油価格が下落し、株価が急騰した。しかし、日曜日、ドナルド・トランプ米大統領は、米軍がホルムズ海峡を通る船舶を導く「プロジェクト・フリーダム」と名付けた計画を発表し、イランと米国による海峡での攻撃が増加した。トランプ氏は、「イラン代表との完全で最終的な合意に向けて大きな進展があった」と述べ、米国はイラン港への船舶の通行を阻止し続けると述べた。