湾岸での対立
湾岸および中東の他の地域で5か月間続いてきた対立には、主に2つの側面がある。一方はイランとそのイラン革命防衛隊(IRGC)である。イランの支援を受けているのは、2014年にイエメンの大部分を掌握した部族勢力であるフーシー勢力も含まれる。またイランの支援を受けているのがイラクの人民動員力(PMF)で、BBCによると、これはサウジアラビアに対して30回のドローン攻撃を行ったとされるが、今では報復攻撃を受けている。
もう一方の側面は米国とその強大な中央司令部(Centcom)の兵力、そして湾岸諸国とヨルダンが、程度の差はあるが、同盟している。イスラエルは米国の密接な同盟国だが、現在はこの戦争に積極的に関与していない。BBCによると、イランは最近、ヨルダン、クウェート、バーレインを主な標的にしてドローンやミサイル攻撃を集中させ、ホルムズ海峡を通過する商業船舶を攻撃している。
世界エネルギー市場への影響
米国とイスラエルがイランに対して大規模な攻撃を開始してから1週間後、中東での戦争が激化し、原油価格は急騰し続けている。ABC7ロサンゼルスによると、戦争によって、ホルムズ海峡を通って安全に航行できないため、毎日約2000万バレルの原油を運ぶ船舶がペルシャ湾に滞留している。
船舶の混乱と中東の主要な石油・ガス施設への被害によって、世界最大の原油生産国の供給が中断されている。クウェートは土曜日、戦争のため「予防措置」として原油生産を減らすと発表し、世界のエネルギー市場への影響がさらに拡大する可能性がある。ABC7ロサンゼルスによると、金曜日に原油価格は1バレル90ドルを超え、米国産原油は前週比36%上昇して90.90ドル、国際標準のブレント原油は週間で27%上昇して92.69ドルを記録した。
消費者と企業への影響
金曜日、バーモント州ミドルバリーでガソリンを給油していたマーク・ドラン氏は、「状況は酷い。消費者や企業がガソリン、ディーゼル、ジェット燃料を支払う金額が急騰している。すでに給油所でその影響を感じている人もいる。特に人々が苦境に立たされている時期に、これは必要ない。しかし、こうした混乱が起こるのも予想されたことだ」と語った。ABC7ロサンゼルスによると、「米国が開始した中東の紛争に終結が見えていない。米国がすぐに終結を約束するというのは信じられない。中東は、米国が解決できない場所だ」とドラン氏は話した。
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