ドナルド・トランプ米大統領は25日、SNS「トゥース・ソーシャル」で、イランへの大規模軍事攻撃を中止したと発表した。トランプ氏は「合意の枠組みが決まった」と述べた。この決定は、米メディアがワシントンとイスラエルがイランのエネルギーインフラへの攻撃を準備していると報じた翌日に発表された。

イランと中東諸国の要請

トランプ氏は、イランと中東諸国からの「攻撃を延期するよう」の要請に応じたと説明した。条件として、合意が速やかに締結されることを要求した。トランプ氏によると、この合意により「ホルムズ海峡の直ちに完全かつ全面的な開通」が実現し、「イランの核脅威」が終結すると述べた。

イランとサウジアラビアの反応

テヘランからは直ちに反応はなかった。25日にイラン外相のアッバス・アラーグチ氏は、サウジアラビアの対応役に「米国やイスラエルの攻撃には比例した対応が取られる」と伝えた。米ニュースサイト・アクシスによると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がトランプ氏に電話し、攻撃の中止と交渉再開を呼びかけたという。

緊張のエスカレーションと安全警戒

トランプ氏は24日に、イランを「強く」攻撃すると発言していた。25日には米国務省が地域の10か国に安全警戒を呼びかけ、アメリカ人に対し注意を払い、状況によって離脱を検討するよう求めた。この警戒は、トランプ氏の攻撃発言の後に発令された。