米上院議員のミッチ・マックセンネル氏(84歳、共和党・ケンタッキー州)は、最近の上院への出席を欠いた理由が、転倒による一時的な意識喪失と軽度の肺炎によるものであることを明らかにした。マックセンネル氏は6月14日から入院しており、妻のエレイン・チョー氏と写った写真とともに、健康に関する週にわたる憶測を払拭する声明を発表した。

健康状態と個人的反省

マックセンネル氏は、医師が骨の骨折や脳震盪、心筋梗塞、脳卒中、腫瘍、出血などは確認しなかったと述べ、数週間にわたる憶測を否定した。また、幼少期にポリオに感染した経験から左足の一部が麻痺しているため、移動に困難を伴っていることについて、「年齢とともに管理が難しくなっている」と語った。

「これは私を苛立たせるが、時間がかかるしかない」とマックセンネル氏は述べ、医師の助言に従って、すぐに上院の会議に復帰しないと語った。また、高齢のアメリカ人が健康問題を公にすることをためらう傾向について、「私の世代の人は、年齢とともに来る弱さを公にすることをためらうことが多い」と述べた。

懸念と公的な反応

ケンタッキー州のアンディ・ベシェア知事は、マックセンネル氏の入院期間中、事務所が提供する情報が限られていたため、健康状態の更新を求めていた。マックセンネル氏の不在と、自宅での心肺停止の緊急対応に関する初期報道が、広範な憶測を引き起こした。現在、マックセンネル氏の事務所は、病院から回復施設に移されたと発表している。

また、マックセンネル氏は妻が中国へ行ったタイミングについても言及した。エレイン氏は6月17日、マックセンネル氏が入院した3日後に中国の副首相・韓正氏と会談した。中国政府はこの会談を確認したが、その他の詳細は明らかにしていない。

指導権の移譲と今後の計画

マックセンネル氏は、上院歴代最多となる党指導者としての役割を、現国会の開始とともに辞任し、南ダコタ州のジョン・トン氏(共和党)に指導権を移した。声明の中で、自身はまだ十分に務まる状態にあるが、すぐに上院の議場に復帰しないと述べた。声明とともに公開された写真では、マックセンネル氏が7月12日付のワシントン・ポスト紙のスポーツ面を手にしている様子が写っている。

「公の目が注がれている中でも、私は同じような衝動を感じる。それを抑えることはできない」と、マックセンネル氏は、健康の脆弱性を公にすることの難しさを認めつつ語った。