ニューデリー — オーストラリアのマカダミア生産者にとって、インド市場での大きな機会が訪れている。関税の削減と消費者の需要が高まり、プレミアムナッツの需要が拡大している。ナッツ・ドライフルーツ協会・インド(Nuts and Dry Fruits Council India)が主催したMEWA India 2026は、同国最大のナッツとドライフルーツ商談会で、オーストラリアマカダミア代表が食品・飲料業界のバイヤーと接点を築いた。
会場では、高級素材への関心が強かった。カフェや専門コーヒー焙煎業者らは、デザートやスナック、新メニューにマカダミアを活用する意欲を示している。オーストラリアマカダミア協会のデータによると、今年から関税が9%に引き下げられ、2年後には関税ゼロとなる見込みだ。
展示会後の会見で、オーストラリアマカダミア協会のスポークスパーソンは「関税の引き下げにより、当社の製品がより競争力のあるものとなった」と述べた。インドのカフェ文化の急成長が背景にあり、地元の焙煎業者やファストフード店がナッツを素材にしたトッピングやパンケーキ、フィリングを試行錯誤している。
MEWAでの商談では、スナック以外の分野にも機会が広がっている。買い手は、クッキー、プレミアムチョコレート、レストラン用途にもマカダミアを視野に入れている。注目すべきトレンドは、オーストラリア産ナッツを融合デザートやスパイス系スナックに取り入れる専門カフェの拡大だ。
オーストラリアマカダミア協会は今年後半、ムンバイでフェスティバルを開催する予定。会の企画はMEWAでの商談から得たアイデアを基に進め、製品デモやシェフとのコラボレーションに焦点を当てている。このイベントは、インドの急速成長するファストフード業界との契約を固める狙いだ。
インド市場の変化が、こうした楽観論を後押ししている。小売業のスタイルは、よりプレミアムな体験を重視し、消費者の嗜好は健康志向のスナックでナッツを好む傾向にある。展示会に参加したオーストラリアの生産者たちは、輸入業者からの直接のフィードバックを受けて、前向きな気持ちで帰った。
関税の削減は、貿易協定による障壁の緩和が背景にある。関係当局は、従来30%だった関税が現在9%に適用されていると確認した。この構造は、昨年ナッツ輸入量が過去最高を記録した市場での輸出拡大を支援する。
カフェ以外にも、配達アプリやホテルチェーンなども可能性として挙げられている。貿易担当者は、ピザやサラダ、エネルギーバーにマカダミアトッピングを提案している。オーストラリアマカダミア協会の幹部は、インドを成長の優先地と位置づけ、展示会での注目度を挙げている。
問い合わせ先:オーストラリアマカダミア協会、電話:+61 2 6622 4933、メール:[email protected]。
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