台風の強さと影響

合同台風警戒センター(JTWC)によると、バビは持続的な風速が130ノット(150マイル)を超えるスーパー台風に分類されている。JTWCは、島々を通過する際には風速が150ノット(173マイル)に達し、最大風速は180ノット(207マイル)に上昇すると予測している。NWSは、スーパー台風の破壊力は4または5段階のハリケーンに匹敵すると見ている。

NWSは、台風の中心到達の前後8~10時間は破壊的な状況が予想されると警告した。「地元当局の指示に従って避難する必要がある場合や、自宅が強風や洪水に弱い場合、避難する時間は急速に迫っている」と述べ、外に出ることの危険性についても強調した。

備えと避難所

グアムは、約17万人が暮らす人気の観光地であるが、避難所として5か所の学校を設置している。これらの施設の最大収容人数は約1700人で、主に弱い立場の住民向けに設けられている。日曜日午後1時(現地時間、午前3時GMT)時点で、島の民生防衛局は、1か所の避難所がすでに満員であると報告し、住民は他の避難所に誘導されている。

ピンキー・クバクブ(55歳)は、AFP通信に語った。「500ドル(約373ポンド)の合板で店の窓を補強している。多くの日を失うわけにはいかない」と述べ、台風による経済的影響を強調した。

気候変動と台風の頻度

この強さの台風は米国領土では珍しいが、科学者らは気候変動により西太平洋地域で強力な台風がより頻繁に発生していると指摘している。西太平洋は熱帯低気圧に特にかかりやすい地域であり、専門家は、台風の強さと頻度が地球の気温上昇と関係していると指摘している。

グアムの住民と当局は、スーパー台風が近づく中で最悪の事態に備えている。避難の最終段階で時間は限られているが、安全を確保し、近年まれに見る強さの台風による被害を最小限に抑えることが焦点となっている。