フランス南西部で山火事が拡大し、2万人が避難した。気温の上昇と強風が対応を難しくしていると、BBCが報じた。ギヨネ県のソフィ・ブロカス県長は、避難者には1万人がキャンプ場から避難したと述べ、最新の避難はアラカション湾岸のクラウエ村で「落ち着いて」進められていると語った。負傷者は報告されていないが、風通しの悪い森の一部の地域では施設や道路が閉鎖されている。
消火作業の困難さ
ギヨネ消防本部長のマールク・ヴェルムーレン氏は、夜通しの作業は「休まずに続けた」と述べ、気温が上昇し、風が強まっていると警告した。「ピークは20時で、その後は風の方向が大きく変化するため、予測困難な火災に対処しなければならない。そのため、警戒を緩めることはできない」と語った。
今週早々、ボルドー空港近くで別の火災に取り組んでいた地元の消防士2人が死亡した。レ・ポルジュという沿岸都市に住む19歳のヤスミナ・ド・フレイタスさんは、水曜日の昼食時に煙と焼けた匂いに気づいたと語った。午後には「灰や半焼けた樹皮」が降り注ぎ、空は「非常に暗く」、煙は「ますます濃くなった」と述べた。
避難の体験
現地時間の20時(英国夏時間19時)ごろ、彼女の家族は警察によって隣接する町にある体育館に避難させられた。避難の慌てた中で、猫2匹と鶏4羽を残してしまったという。彼女はまったく眠れず、1時間ごとに火災の進展を確認していたと語った。
「焼失したヘクタール数が次第に増えていくのを見ていた」と彼女は語った。BBC南地域の司会者、ジョー・ケントさんは家族と一緒にフランスに滞在しており、クラウエのレ・パストゥレルレキャンプ場に滞在している。
ヨーロッパ全体への影響
最近、スペインとイタリアでも山火事が発生している。マドリード南部のトーレス近くで住民が避難させられ、シチリアで火災に取り組んでいた消防士が病気で死亡した。南ヨーロッパ全体で山火事が広がっていることは、気温の上昇と悪化する天候条件下での緊急対応の困難さを浮き彫りにしている。
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