ナイロビの混雑するグリーンパーク終点交差点を歩行者が安全に横断できる地下通路が近い将来完成する。ケニア国家高速道路局(KeNHA)のディレクター・ジェネラル、ルカ・キメリ氏は木曜日に現場を視察し、2000万ケニアシリング(約18億円)を投じたプロジェクトが99%完了していると発表した。

キメリ氏は「3月までに残りの工事を完了し、その後2〜3か月で、6月までに一般の利用を開始する予定だ」と語った。

現在、工事チームは排水溝のカバー工事や、漏れた水を収集・移送するマンホールの設置に注力している。トンネルはすでにCCTVカメラで監視されており、照明も設置されている。視覚障害者を支援するため、7つのエレベーターが設置されている。

地下通路は4つのトンネルで構成され、合計176メートルに及ぶ。トンネル1はハイル・セラシエ通りから鉄道エリアに接続し、トンネル2はモンバサ道路を下る。トンネル3は上山地区へ、トンネル4はウェストランズ地区へと通じる。視覚障害者を支援するための触覚タイルも設置されている。

KeNHAは、近くの警察署に依頼して24時間体制のセキュリティを確保する計画。キメリ氏は「最も近い警察署に依頼し、ほぼ毎日、24時間体制で人手を提供してもらう」と語った。

この地下通路は、中国道路橋建設株式会社が都市交通改善の一環として建設した。歩行者を引きつけるため、39の店舗や売店を設置し、セキュリティの向上と商業施設の創出を目的としている。運用・賃貸・保守は、引き渡し後は別の請負業者が担当する。

キメリ氏は、この地下通路が平日は1000人、ピーク時には8500人を扱い、平均して1日2000人の利用が見込まれると予測している。資金の遅れが進捗を妨げたが、このプロジェクトはパイロットとしての位置付け。成功すれば、他の交差点5〜6か所に同様の資金が拡充される可能性がある。

キメリ氏は「資金調達が課題ではあったが、これはパイロットプロジェクトなので、このプロジェクトが完了すれば、追加の資金を確保し、5〜6か所の交差点で同様の工事を進める予定だ」と語った。

現在、この交差点では多くの通勤者が高速道路を避けながら移動している。地下通路は直接かつ安全なルートを提供し、ケニア首都における歩行者安全の向上に一歩前進する。