独立国家選挙委員会(INEC)は12日、アブジャ市議会(AMAC)の再選された議長クリストファー・マイカラングと副議長モハメド・ナダボに選出証書を交付した。同日、21日に実施されたアブジャ市議会選挙で勝利した6人の市議会議長とその副議長、および62人の議員にも証書が交付された。

選挙プロセスの公式終了

フェデラル・キャピタル・テリトリー(FCT)の選挙委員長、マラム・アミヌ・イドリス氏は、証書の交付式で「この手続きは、成功裏に透明性を保って行われた選挙プロセスの公式な終了です」と述べた。彼は、今回の結果が国民の意志を反映していると強調し、民主主義のサイクルにおいて重要なステップであると語った。

イドリス氏は、新しく選出された議員たちに「皆さんの選挙での勝利を祝います。皆さんの使命は、国民への義務であると認識してください」と呼びかけた。また、ナイジェリア警察および政党が自由で公平な選挙を実現するために果たした役割に感謝した。

マイカラング議長の開発計画

証書を受け取った直後に記者会見したマイカラング議長は、神と選民に感謝し、「これは選挙サイクルの最終駅だ」と述べた。再選された議長は、開発プロジェクトの80%を農村地域に配分するとの誓いを表明した。

「地元政府の話は、地元住民の話です。これまで通り、私は農村地域に80%の配分を実施します。なぜなら、私の活動の多くはそこで行われるからです。」とマイカラング氏は語った。彼は、農村地域が市議会活動の基盤であると強調した。

マイカラング氏は、FCT内各選挙区の特異なニーズにも注目し、インフラ整備は各区の特徴に応じて進められると述べた。彼は、カブサやガルキなどの地域が、規模と特有の課題により政府の注目を必要としていると指摘した。

彼は、政治的ライバルにも協力の呼びかけをした。「我々は最初から敵ではありません。ライバルを侮辱することはありません。皆、政治的友人です。彼らが来てくれて、一緒にAMACを前進させられるようにしてください。」

副議長の民衆志向姿勢

副議長に選出されたモハメド・ナダボ氏は、住民に「オープン・ドア・ポリシー」を約束し、新体制は民衆志向であると語った。彼は、各選挙区のニーズ、例えば水道、教育、インフラ整備など、それぞれの地域の資源に応じて対応していくと述べた。

「ある選挙区では水が必要で、他の選挙区では教育やインフラが求められるかもしれません。我々はそれぞれの特異性を理解し、手元にある資源に合わせて行動し、市民の心に疑いを残さないよう努めます。」とナダボ氏は語った。

ナイジェリア通信社(NAN)によると、新しく選出された議員たちは近く宣誓式が行われる予定。宣誓式は、任期の正式な開始と開発計画の実施を意味する。

21日に行われた選挙は、FCTで初めての市議会選挙で、首都の人口と行政ニーズの増加に対応するため、市議会の再編が行われた。2023年にも同様の選挙が行われたが、2026年の選挙では投票率が増加し、手続きもより簡素化された。

分析家たちは、今回の選挙は、全国の地方議会選挙の先例となると指摘している。「適切な組織と利害関係者の協力があれば、地方選挙を透明に実施できることがこの選挙で示された。他の州もこれに倣うことができる。」とある政治分析家は語った。

宣誓式が数日以内に予定されているため、今後は新体制の公約の実行に焦点が移る。AMACは、特にインフラ整備とサービス提供を通じて、FCTの住民のニーズに対応する重要な役割を果たす。