ギリシャのアテネ近郊で14日、台風「エルミニオ」の影響で男性が車の下に埋まり死亡した。同日、ギリシャの一部地域では強風と洪水が発生し、クレタ島ではサハラ砂嵐が発生し、空が赤く変色した。

アテネとクレタ島で混乱

台風はアテネを含む広範な地域で混乱を引き起こし、道路の冠水、学校の閉鎖、フェリーの運行停止を招いた。クレタ島では、アフリカからの砂嵐が到達したため、一部の飛行機の運行にも影響が出た。

国家気象庁は14日、全国の多くで長時間にわたる激しい雨や雷、雹の可能性があると警告した。クレタ島では午後から夜遅くまで赤色警報が発令された。

消火署によると、13日から14日朝にかけて674件の救助要請が寄せられ、その多くはアテネを含むアティカ地域からだった。これらの要請の多くは、強風による木の倒壊に関連していた。

地域全体で冠水と被害

アテネ近郊のネア・マクリ地区では、警察署の地下部分や地域の道路で冠水が発生。島のポロスでは橋が崩れ、強風で車が流されたとの情報もある。

一部の学校は安全確保のため閉鎖された。フェリーは高風のため港に停泊しており、ギリシャメディアによると、14日以降の運行再開は天候次第となる。

天気予報と継続的な懸念

国家気象庁は状況を継続的に監視し、14日にも悪天候が続く可能性があると警告した。当局は住民に対し、台風中は自宅にとどまり、外出を控えるよう呼びかけている。

サハラ砂嵐はクレタ島上空に広がり、気象条件をさらに複雑化している。地元の行政は、台風の影響の全容を把握し、被害を受けた地域への支援を進めている。

緊急対応体制は高まり、さらなる天候被害に備えて態勢を整えている。被害地域の住民は、不要な物品の固定や最新の天気情報を確認するよう求められている。

台風の影響は続いており、地域全体の状況は厳密に監視されている。