『スター・ウォーズ』シリーズの新作映画『マンダロリアンとグログ』がメモリアルデー・ウィークエンドに、国内で1億ドル、グローバルで1億6300万ドルを記録した。Varietyが報じた。この映画は、Disney+シリーズ『マンダロリアン』の続編であり、2019年の『スカイウォーカーの興き』以来、初のスターウォーズシリーズの劇場公開作品となる。

興行成績と財務的背景

スタジオの推定によると、米国およびカナダの劇場から週末3日間で8200万ドルを稼ぎ、メモリアルデーの祝日により国内総合成績は1億200万ドルに達すると予測されている。国際市場では6300万ドルを記録し、グローバル総成績は1億6300万ドルとなった。これは2018年の『ソロ:スターウォーズ・ストーリー』の開拓期の成績(国内1億300万ドル、グローバル1億6800万ドル)と同等である。しかし、「ソロ」は制作費3億ドルを投じたにもかかわらず利益を出せなかったのに対し、『マンダロリアンとグログ』は制作費が1億6500万ドル(マーケティング費用は除く)と大幅に低く抑えられている。

この映画は評論家から63%の評価を得るなど意見が分かれたが、観客からは高い評価を得ている。全米映画評価サイトCinemaScoreでは「A−」、13歳以下の男児からは「A」、親からはPostTrakで満点の5点を獲得した。これは好意的な口コミを示しており、今後の週末の興行成績にも好影響を及ぼす可能性がある。

テーマと市場戦略

『マンダロリアンとグログ』はジョン・ファヴレイユ監督が手がけ、ペドロ・パスカルがタイトルキャラクターを演じ、ジェラルド・バートルミーが声を担当するジャバの息子ロッタ・ザ・ハットを救出するというミッションを描く。この映画の成功は、制作費が低く、Disney+シリーズのファン層が強力であることを踏まえれば、期待を上回るものと見られている。アナリストたちは、今後の週末の成績を注視し、シリーズの熱心なファン以外にも魅力が広がるかどうかを見極めようとしている。

Tri-City Recordによると、この映画の予算は「ソロ」の3億ドルに比べて大幅に低く抑えられている。これは、マーチャンダイジング販売の増加によって収益をさらに押し上げる可能性があるため、『マンダロリアンとグログ』が利益を出せる可能性が高いことを意味している。AV Clubは、ディズニーが『マンダロリアン』シリーズと関連する「ベイビーヨーダ」グッズ販売のブームから利益を得る可能性があると指摘している。

国際的および比較的視点

Varietyによると、『マンダロリアンとグログ』のグローバル興行成績は「ソロ」に比べやや低く、国内興行成績は同等である。「ソロ」は劇場公開期間中で最終的に赤字となったが、『マンダロリアンとグログ』は予算が低く、観客からの支持も強いことから、利益を出せる可能性が高い。この映画の成績は、最近の他の興行作品と比較されている。例えば、ホラー映画『オブセッション』は2週目で40%の興行増加を記録し、2週間で世界中で7800万ドルを稼いでいる。一方で、伝記映画『マイケル』と続編『ザ・デビル・ウェアズ・プラダ2』はそれぞれ世界中で8億ドルおよび6億ドルを稼いでおり、好調を維持している。