外国機関投資家(FII)は過去4四半期にわたり、7銘柄の中小型株に連続で投資を増やしており、長期的な成長性への信頼が高まっている。対象銘柄はヒンダスタン・コパラ、ナラヤナ・ハルダヤラヤ、ラジコ・カイタン、ヴィシャル・メガ・マート、L&Tファイナンス、NHPC、ラウラス・ラボスの7社である。FIIからの継続的な資金流入は、企業の収益性の明確さや事業拡大、経営陣の実行力へのポジティブな期待を示している。

ヒンダスタン・コパラでFIIの投資が継続

国有の鉱業会社であるヒンダスタン・コパラ・リミテッドは、2025年3月期のFII保有比率が3.27%から、2025年12月期には6.56%に上昇した。現在の株価は1株あたり568ルピーで、前日比で約3%下落している。時価総額は5488億3000万ルピーで、銅生産と電気・建設業界での潜在性に注目されている。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を5.05%から6.56%に1.51%上昇させた。同社はインド各地に鉱山と精錬施設を展開し、銅カソードや関連製品を製造している。

医療分野もFIIの注目を浴びる

医療機関ネットワークを展開するナラヤナ・ハルダヤラヤ・リミテッドもFIIの継続的な関心を受けており、2024年12月期のFII保有比率は9.45%から、2025年12月期には11.10%に上昇した。現在の株価は1株あたり1833ルピーで、前日比で約1%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を10.49%から11.10%に0.61%上昇させた。同社は心臓病、がん、臓器移植などの専門分野でアフィordableな医療サービスを提供し、インド内外に展開している。

ラジコ・カイタンにFIIの資金流入が続く

インドを代表するアルコール飲料会社のラジコ・カイタン・リミテッドは、2025年3月期のFII保有比率が16.95%から、2025年12月期には19.82%に上昇した。現在の株価は1株あたり2648ルピーで、前日比で約2%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を18%から19.82%に1.82%上昇させた。同社はウイスキー、ボッカ、ラム、ジンのブランドを展開し、国内外に強固な流通網を構築している。

小売・金融分野もFIIの注目を浴びる

アフィordableな商品を提供する小売チェーンのヴィシャル・メガ・マート・リミテッドは、2024年12月期のFII保有比率が6.58%から、2025年12月期には15.52%に上昇した。現在の株価は1株あたり118ルピーで、前日比で約8%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を15.40%から15.52%に0.12%上昇させた。同社は複数の都市に店舗を展開し、幅広い商品ラインで中所得層向けの価値小売を提供している。

非銀行金融会社のL&Tファイナンス・リミテッドは、2024年12月期のFII保有比率が5.30%から、2025年12月期には6.66%に上昇した。現在の株価は1株あたり284ルピーで、前日比で約5%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を6.40%から6.66%に0.26%上昇させた。同社は小売・卸金融サービスを提供し、農業金融、住宅ローン、中小企業向け融資を展開している。

エネルギー・医薬品分野もFIIの支持を受ける

国有の水力発電会社のNHPC・リミテッドは、2024年12月期のFII保有比率が8.77%から、2025年12月期には10.39%に上昇した。現在の株価は1株あたり75.36ルピーで、前日比で約0.5%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を10.05%から10.39%に0.24%上昇させた。同社はインド各地で水力発電や再生可能エネルギー事業を展開している。

医薬品・バイオテクノロジー会社のラウラス・ラボス・リミテッドは、2025年3月期のFII保有比率が25.51%から、2025年12月期には26.52%に上昇した。現在の株価は1株あたり1075ルピーで、前日比で約2%下落している。

FIIは2025年9月期から2025年12月期にかけて、保有比率を26.17%から26.52%に0.35%上昇させた。同社は抗レトロウイルス薬、がん治療薬、心血管薬などの分野に注力し、グローバル医薬品市場に製品を供給している。

FIIからの継続的な投資は、これらの中小型株に対する長期的な成長性への信頼を示している。これらの企業が事業拡大や財務成績の改善を遂げていく限り、投資家や市場参加者にとって注目すべき分野として残り続けるだろう。