セレナ・ウィリアムズ(44)は、アール・アール・クラブがワイルドカードを発表したことを受けて、2024年のウィンブルドン選手権のシングルスに出場する。23回のグランドスラムシングルス優勝歴を持つ彼女は、2022年全米オープンで準々決勝に進んだ後、プロテニスから1年間離れていた。

シングルスとダブルスへの出場

ウィリアムズは、まず姉のヴェノン・ウィリアムズ(6回のウィンブルドンダブルス優勝歴)とともにダブルスに出場する予定だった。この組み合わせは、過去に6度のダブルス優勝を果たした歴史的なペアとして、ワイルドカードで出場が決まっている。

大会は日曜日に、ウィリアムズがシングルスにも出場することを発表した。8番目の、そして最後の女性シングルスワイルドカードは彼女に与えられた。他の7人のワイルドカード選手のうち6人はイギリス人で、地元の関心を引くための措置。もう1人は、最近フランスオープン準決勝に進んだポーランドのマヤ・チャワリスカ(Maja Chwalińska)に与えられた。

6月に競技復帰

ウィリアムズは6月9日に、クイーンズ・クラブ・チャンピオンシップでカナダのヴィクトリア・ムボコ(Victoria Mboko)とダブルスで出場し、復帰を果たした。このペアは1回戦を勝ち進んだが、ムボコがシングルスで膝を負傷したため準決勝を棄権した。

彼女はまた、先週ドイツのベルリン・オープンでチェコのカロリーナ・ムチョワ(Karolína Muchová)とダブルスで出場したが、16強で敗れた。6月2日にSNSで「良いニュースはすぐに広まる」と投稿し、引退からの復帰を発表した。この発表は、現役選手や引退した選手の間で好意的な反応を呼んだ。

ウィンブルドンへの復帰と歴史的功績

ウィリアムズは7度のウィンブルドンシングルス優勝歴を持つが、シングルス出場は2022年以降なかった。2022年の大会では1回戦で負傷により敗退したが、2024年の大会への復帰が6月24日に発表された。

ウィンブルドンの前週には、イーストボーンで開催されるWTAイベントに出場し、グランドスラムへの調整を行う予定。もしタイトルを獲得すれば、マーガレット・コートの22回のグランドスラムシングルス優勝記録に迫る。

2人の子供を持つ44歳のウィリアムズは、2022年全米オープン後、「テニスから進化して離れたい」と語っていたが、正式な引退は発表していなかった。彼女の復帰は、自身のキャリアへの関心を再燃させ、6月27日に開幕するウィンブルドンの注目ストーリーの一つとなった。