スペースXはガーディアン紙を通じて、ナスダック市場での株式上場を12日に予定していることを明らかにした。企業価値は約1.75兆ドルで、最大800億ドルの資金調達を目指している。同社はすでに機密裏に上場準備を進め、規制機関の審査を受けるための時間を設けている。
大規模な資金の用途
上場によって調達された資金は、スターリンクの拡大に加え、スターシップロケットや火星への移住計画、宇宙ベースのデータセンターなどのプロジェクトを支援する予定だ。クリプト・ブリーフィング紙によると、これらには一部で「軌道上のコンピューティングインフラ」と呼ばれる未来志向の技術開発も含まれる。
マスク氏は上場後も会社の支配権を維持する予定で、これはかつてテスラでの戦略と同様である。公開資料では企業価値の目標範囲を1000億ドルから1.75兆ドル、中段では1.5兆ドルとしている。上場によって調達される資金は250億ドル以上で、一部の推定では300億ドルを超える可能性もある。
スターリンクが収益の柱
スペースXの通信部門、特にスターリンク衛星インターネットサービスは、同社のビジネスの柱となっている。ガーディアン紙によると、スターリンクは2026年第1四半期だけで32億ドルの収益を記録し、2025年全体では114億ドルを達成した。
スペースXは2025年に187億ドルの売上に対し、資本支出が200億ドルを超えるなど、大規模な資金投入を明らかにしている。2026年第1四半期の損失額は42億ドルを超えており、同社の技術開発がどれほどの費用を要するかを示している。
マスク氏と市場への影響
スペースXの上場によって、マスク氏の資産は現在の推定807億ドルから1兆ドルに達する可能性がある。フォーブス紙が報じた。これは史上最大級の上場の一つで、2019年のサウジアラムコの290億ドル上場(企業価値1.7兆ドル)に匹敵する。
「我々の使命は、生命を多惑星に拡張し、宇宙の真の本質を理解し、意識の光を星々に届けるためのシステムと技術を構築することです」と、スペースXは上場資料で述べている。ガーディアン紙が伝えた。上場はこれまでの秘匿性を解き、同社の惑星間の野心を新たな章へと導く。
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