ベガス・ゴルデン・ナイトスのミッチ・マナーは、今季のプレーオフで22試合で29ポイントを記録し、得点王に輝いた。しかし、NHLチャンピオンシップで最も重要な場面で力尽き、決勝3試合でアシスト1本に終わった。一方、カロライナ・ハリケーンズのキャプテンで38歳のジョーダン・スールが、コン・スマイス賞を獲得し、マナーを上回った。

スールがコン・スマイス賞 14年間の忠誠語る

スールは試合後のインタビューで、14年間ハリケーンズに在籍し続ける決断を語った。チームは20年ぶりに2度目のNHLチャンピオンシップを獲得し、3-0でゴルデン・ナイトスを下した。インタビュー中、彼は感情を抑えきれず、涙を流した。

スールは決勝戦の最初の5試合で少なくとも1ゴールを記録し、プレーオフでの活躍が評価され、コン・スマイス賞を獲得した。1位の投票を1票、2位を1票、3位を3票獲得した。一方、賞の有力候補だったマナーはポイント数では2位だったが、1位の投票はゼロだった。

「移籍する奴もいる」発言が物議

スールは2016年の兄エリックの移籍について尋ねられ、「この組織を信じている。全員を信じている。こうしたものを築くことは素晴らしい。その一部として成功を収めたことは、想像以上に素晴らしい」と語った。

一方で「移籍する奴もいる」と述べ、SNS上で話題になった。ファンの中には、近年ハリケーンズを離れたミッコ・ランタネンやジェイク・ゲンツェルを指していると考える人もいた。また、スールの14年間の忠誠心を強調するものであり、直接的な皮肉ではないと主張する人もいた。

ツイッター上での反応には、「『移籍する奴もいる』とスールが語った。カロライナで奮闘し、NHLチャンピオンシップを勝ち取った彼の言葉は、ランタネンやゲンツェルへの皮肉だろう」というコメントや、「このコメント欄で誰もランタネンへの皮肉だと気づいていないのが不思議」という意見も上がった。

マナーのプレーオフ記録

29歳のマナーは、プレーオフで強烈な活躍を見せ、第1ラウンドのユタ戦では2ゴール7ポイント、第2ラウンドのアナハイム戦では5ゴール11ポイント、西部カンファレンス決勝のカロライナ戦では4試合で3アシストを記録した。

しかし、NHLチャンピオンシップではプレッシャーの中で調子を落とし、決勝第5〜7戦で26の得点機を活かせず、1ゴールに終わった。これは、トロント・マープル・リーフス時代のプレーオフでの傾向と重なっている。

試合後のインタビューを控えたマナーは、結果が明らかになった後には言えることが少なかった。ゴルデン・ナイトスが敗勢を確実にした後、マナーの影響力は低下し、プレーオフのヒーローから、その活躍が注目されるプレイヤーへと変わった。

スールの発言とマナーの活躍は、今後の注目点になっている。ファンやアナリストはスールの発言の意味を分析し、マナーの支持者たちは彼のプレーオフでの貢献を擁護している。