中国北部の炭鉱でガス爆発事故が発生し、少なくとも82人が死亡、2人が行方不明になった。監視カメラの映像により爆発の瞬間が確認された。BBCによると、これは2009年以来の最悪の炭鉱災害である。山西省の「劉善玉炭鉱」では一酸化炭素濃度が「基準値を超えていた」と報じられたが、爆発の原因は明かされていない。

爆発の様子を捉えた映像

中国の国営メディアは月曜日、爆発の瞬間を捉えた監視カメラの映像を放送した。この映像は事故の経過を理解するための重要な証拠として広く共有された。BBCによると、習近平国家主席は捜索・救助活動に全力を尽くすよう指示した。

死者数や地域への影響に差異

BBCは少なくとも82人死亡、2人行方不明と報じているが、CNNは国営メディアを引用し、死者数が90人に上ったと伝えている。情報の出所が異なるため、死者数や状況に差異が生じている。事故のあった炭鉱は、中国北部の主要な炭炭鉱である山西省に位置する。

安全体制への懸念と政治的対応

爆発事故は、中国の炭鉱安全体制に対する懸念を再燃させた。国営メディアは爆発の原因を明記しなかったが、一酸化炭素濃度が安全基準を上回っていたと報じている。BBCによると、習近平国家主席は、エネルギー部門での安全基準の維持という課題に直面する当局に対し、全力の救助活動を指示した。

別途、CNNは重慶市で豪雨が発生し、少なくとも17人が行方不明、3人が死亡したと報じている。炭鉱爆発とは関係ないが、中国各地での自然災害と産業事故の課題を示している。