スウェーデン警察は19日、学校で起きた刃物による襲撃事件の被害者が17歳の女子生徒であることを確認したとアルジャジーラが報じた。家族には連絡済みだが、さらなる詳細は明かされていない。地元紙ファゲルスタ・ポステンによると、被害者の両親が死亡を確認。襲撃は17日午後にファゲルスタのブリンエル学校で発生した。これは新学期が始まって数日後の出来事である。
襲撃の詳細と負傷者
18歳の容疑者は同校の元生徒で、現場で逮捕された。容疑者は17日に学校に侵入し、襲撃を撮影したとされる。襲撃で12歳と17歳の男子が重傷を負い、1人は緊急手術を必要とした。もう1人の被害者は軽傷で治療後退院した。校長は地元メディアに対し、容疑者は当局に知られていたと述べ、過去にSNSで学校での大量殺人を称賛していたと語った。
容疑者のオンライン活動
警察は容疑者に関連するTikTokアカウントを調査中で、襲撃後数時間でアカウントは削除された。アルジャジーラによると、アカウントは襲撃20分前に剣の画像を投稿し、過去にはスウェーデンやノルウェーの大量殺人犯アンダース・ブレヴィクの動画を掲載していた。匿名の警察関係者はロイターに対し、容疑者が学校暴力を推進するオンラインコミュニティとの関連を調べていると語った。また、数年前にクラスメートを襲ったという情報もある。
地域と政治の反応
19日朝には学校が追悼の場となった。キャンドルや花の供え物とともに、スウェーデン首相のウルフ・クリステルソン氏や反対派リーダーのマグダレナ・アンダースソン氏も訪れ、追悼活動が行われた。9月の選挙を控え、政治団体はキャンペーンを中断。この事件は、2025年2月にオレブロで起きた銃撃事件に続く国民の悲しみを深めた。人口1万2000人のこの町では「誰もが誰かを知っている」とされ、悲劇の衝撃と悲しみが広がっている。
地元警察長官のトミー・アルリクソン氏によると、容疑者は警察に射撃され、襲撃直後に逮捕された。動機は不明で、捜査は継続中。容疑者は当局に知られていたとされ、精神疾患を患っている可能性があるとスウェーデン紙が報じている。
スウェーデンの学校暴力の最近の歴史には2025年2月のオレブロ銃撃事件が含まれるが、これは学校内で致命的な刃物による襲撃としては初めての事例。この事件は、学校の安全対策やSNSが若者に暴力を推進する役割を果たすかについて再び議論を巻き起こしている。
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