イラン外務省報道官のイスメール・バカイ氏は、2026年5月23日にヒスパントゥヴで放送されたテレビインタビューで、テヘランとワシントンが戦争終結に関する14項目の覚書(MOU)に近づいていると述べたが、「この覚書の最終段階にある」と強調した。ヒスパントゥヴが報じた。
米国が戦争終結協議の修正要求、イランも修正準備
イランのタスニム通信によると、米国大統領のドナルド・トランプ氏は、戦争終結覚書(MOU)の草案を修正し、イランに対し追加の譲歩を要求している。交渉に関与している情報筋はタスニムに語った31日(現地時間)、「トランプ大統領が協議文を修正したからといって、イランが自動的にそれを受け入れるわけではない」と述べた。情報筋はさらに、「両国の草案交換が継続しており、イランは自国の修正案を協議に反映する準備をしている」と述べた。
その前日、ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ大統領がMOUの暫定的な条項を強化し、修正版をイランに送ったと報じた。記事は3人の関係者を引用し、変更内容としてイランが米国の安全保障上の利益に従うことを求める要求が増加したと伝えている。
米軍、ヘリコプター墜落への報復攻撃
米軍は6月9日(現地時間)、ホルムズ海峡近くで米軍のアパッチヘリコプターが墜落されたことへの報復としてイランに攻撃を加えた。米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)を通じて、トランプ大統領の指示で東部時間午後5時(6月10日午前6時、韓国標準時)から防衛的軍事行動を開始したと発表した。CENTCOMは、アパッチヘリが戦略的水路をパトロール中に墜落されたことへの対応として、今回の作戦を実施したと説明した。
両国、進展にもかかわらず不確実性強調
協議の進展にもかかわらず、米国とイランはともに決定事項がないことを強調している。バカイ報道官は、「この段階でイランは米国とイスラエルが強いた戦争を終結させるため、イランの14項目の提案に基づいて取り組んでいる」と述べた。協議の進展や後退について尋ねられた際、イランの報道官は、米国が完全にコミットしているとは断定できないと認めた。
戦争終結協議に関与した情報筋も、「まだ決定事項は出ていない」と述べるとともに、「イランは合意が結べない可能性に備えて完全に準備している」と述べた。これは、緊張が続く中での両国の慎重な態度を反映している。
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