風速125キロメートルの強風がクレタ島西部の山火事を拡大させ、レトミノ地域から住民や観光客約8000人が避難した。地元当局によると、火災は2日目を迎え、すでに住居や農地が焼失している。
極限の状況に消防士が奮闘
気象条件が火災対応を難しくしており、夜間に風速はベーフォート風力階級で11に達し、「激しい」レベルに上昇した。航空機の運用が困難になり、木曜朝には消火用飛行機が飛べない状況が続いた。クレタ島とペロポンネソス半島で最近、3人の消防士が事故で死亡した。
レトミノの副知事、マリア・リオニ氏は水曜日を「暗い日」と述べ、火災の制御が最優先事項であることを確認した。火災の前線は15キロ(9.3マイル)に達しており、被害の全容はまだ不明だ。
ヨーロッパ全体の火災危機
ギリシャは記録的な暑さの中で、山火事と干ばつの被害に遭っている国々の一つだ。気象予報士は、火災がヨーロッパ中央部へ広がる可能性を警告し、ギリシャとトルコが最も影響を受けると予測している。
ロンドンでは、ロンドン消防庁(LFB)が2026年の最も忙しい日を記録し、500件以上の火災対応を行った。その多くは芝生火災で、ハビング郡が47件、バーリング・アンド・ダーゲンハムが16件と最多だった。LFBは過去24時間が「非常に挑戦的なもの」であり、消防士や管制スタッフが過酷な状況に置かれたと述べた。
副委員長のアンディ・ペニック氏は、このような乾燥状態では芝生火災が急速に拡大し、住宅に脅威をもたらし、緊急対応資源を占領する可能性があると警告した。また、ロンドン市民に対し、公園での使い捨てバーベキューの使用を控え、タバコの吸い殻を適切に処分するよう呼びかけた。
避難と支援活動
レトミノから避難した人々の一部は、隣接市町の仮設避難所に移された。マリア・リオニ氏によると、観光客への支援体制も整えられ、避難住民の安全確保が継続されている。ロンドンでは、専門車両や水難救助チームが被害地域に配置され、緊急対応が準備されている。
ギリシャと英国は火災の直後の影響に対処しているが、当局は今後の熱波期間中、公衆の注意と警戒を呼びかけている。状況は依然として変化しており、両地域で継続的な監視と対応が必要となっている。
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