米南カロライナ州グリーンビルで36歳の俳優ヘイデン・パネテアさんが死去した。俳優は、米テレビシリーズ『ヒーローズ』や『ナッシュビル』などに出演し知られる人物で、心臓マッサージなどの応急措置が施されたが死亡が確認された。病院の初期調査では外傷や他殺の痕跡は見られなかった。
俳優の死を父が発表
パネテアさんの死を発表したのは父のスキップさん。彼は、愛するハイデンの突然の死に深い悲しみを示した。彼女は「信じられないほどの光」と「自然体の存在」だと語り、周囲の人々やテレビで彼女の出演を観た何百万人もの人々に愛と喜びを届けたと述べた。
家族がこの想像もできない喪失を乗り越えるため、プライバシーを守るよう呼びかけた。病院の初期調査では死因は確定していないが、外傷や疑わしい状況は見られなかった。
業界関係者が追悼
映画界の関係者らが追悼と記憶を寄せた。アカデミー賞受賞者ヴィオラ・デイビスさんはパネテアさんを「素晴らしい才能」と評価した。『ワンツリーヒル』のベスニー・ジョイ・レンズさんは、彼女が若いスターとして「カメラに映る子供で初めて見た存在」と語った。
『ヒーローズ』第1シーズンの脚本を担当したブライアン・ファラーさんは、彼女を「俳優以上の存在、ミューズ」と語った。デイビスさんはインスタグラムで、彼女の成長への好奇心を語り、世界がもっと彼女と時間を共有できればよかったと述べた。
長年の友人で『ワンツリーヒル』のベスニー・ジョイ・レンズさんは、SNSで共に撮った写真を公開し、パネテアさんを「野生の金髪の子供で、年齢以上に賢く、カメラに映る子供の中で最も人間の葛藤を理解していた」と評価した。彼女は、もっと頻繁に連絡を取りたかったと悔しさを語り、パネテアさんの娘への影響も述べた。
追悼の声は、『クルール・インテンションズ』のセルマ・ブレアさんから「愛してる。死なないで。お願い」とのメッセージや、シンガーソングライターのジョジョさんから「衝撃的なニュース」とのコメントも寄せられた。俳優組合SAG-AFTRAも彼女の娘、家族、友人、ファンを心から悼んだ。
キャリアと私生活
パネテアさんのキャリアは4歳のときから始まり、人気米ソープオペラ『ワンライフ・トゥ・ライブ』に出演した。その後、2006年から2010年にかけて放映された人気SFドラマ『ヒーローズ』で応援団長役を演じ、広く認知された。『ナッシュビル』でジュリエット・バーナーズ役を演じ、ゴールデン・グローブ賞の最優秀助演女優賞に2回ノミネートされた。
彼女はホラー映画『スクリーム』シリーズやロマンティック・コメディ『アイ・ラヴ・ユー、ベス・クーパー』にも出演した。『スクリーム』の共演者メルセデス・バレラさんはインスタグラムで「安らかに眠れ、ハイデン」とのメッセージを寄せ、心の破片を表す絵文字を添えた。同作の共演者デイビッド・アラキューさんは「愛してる、ハイデン」と投稿した。
また、彼女は児童俳優としての苦労や薬物依存、虐待、回復の経験を記した自伝『This Is Me: A Reckoning』を出版した。彼女の娘カヤさんとともに残すのは、元恋人でウクライナ出身の元世界ヘビー級ボクシング王者クラチッチコさん。
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