ドナルド・トランプ米大統領は、イランが米国が提示した戦争終結案への対応を「完全に受け入れがたい」と述べた。CNNによると、トランプ氏はイランが米国と世界に対して「ゲームをしている」と非難した。一方、イランは中立的な仲介者であるパキスタンを通じて反提案を提出したと、イランの国家メディアが報じた。
提案と反応
テヘランの反提案には、ホルムズ海峡の主権承認と補償の要求が含まれていると、国家メディアが伝えている。一方でトランプ氏はその対応を却下し、「受け入れがたい」と述べた。SNSに投稿した声明で、トランプ氏はイランの「いわゆる代表者」からの回答を読んだが、「満足できるものではなかった」と語った。内容については詳しく説明しなかった。
ラスベガスでの記者会見でトランプ氏は、イランとの戦争を「小さな迂回路」と表現した。Spiegelによると、トランプ氏は「小さな迂回路である魅力的な国イランを通っても、米国はすべての記録を上回った」と述べ、軍事行動は「ひどいことが起きるのを防ぐため」に必要だったと強調した。
核政策と外交努力
トランプ氏は、イランが濃縮ウランの在庫を返還することで合意したと述べ、その物質を「核のほこり」と表現した。米国とイランは、パキスタンの仲介で2週間の停戦合意に調印したと、Spiegelが報じている。この期間中、双方は持続的な平和協定を交渉することが予定されているが、第1回の交渉は失敗し、パキスタンは新たな会談の調整を進めている。
イランの核開発は紛争の核心的な問題だが、国際原子力機関(IAEA)によると、イランは核兵器を持たない国の中で唯一、ウランを60%まで濃縮している。核兵器には90%の濃縮が必要で、原子力発電には通常3.67%の濃縮で十分である。イランは核兵器の開発を否定し、プログラムは平和的な目的であると主張している。
地域同盟と軍事援助
CNNによると、ベンジャミン・ネタニヤフイスラエル首相は、イスラエルが米国からの軍事援助への依存を減らす時期が来たと述べた。ネタニヤフ首相はCBSに対して、毎年の援助額を38億ドルから「ゼロに」減らしたいと語った。これは日曜日夜にトランプ氏との電話会談の後、イランが米国の提案への回答を提出したことを受けての発言である。
別の発展として、イランの軍は、制裁を実施する国々がホルムズ海峡を使用する際に「問題に直面する」と警告した。この海峡は重要な水路であるが、米国とイランは最近、地域で攻撃を交換しており、緊張をさらに高めている。
米国エネルギー省のリック・ペリー長官はCBSに対して、政府は交渉の最終目的地を把握しているが、進むべき道筋は不明だと語った。「道筋は分からない。ただ最終地点だけは分かっている」と述べた。
NHKによると、トランプ氏はイランの回答を8日までに期待していた。しかしイランは、期限や最後通牒に束縛されないことを明言した。両国はパキスタンの仲介で提案と反提案を交換し続けているが、状況は依然として不確実である。
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