ローナ・ラウジー(39)は5月16日、ロサンゼルスで行われたMMA復帰戦でジナ・カラノ(44)を17秒でアームバーで降参させた。ラウジーは9年6か月ぶりの復帰戦で、カロノは17年ぶりの出場だった。

ラウジーはオープニングベルが鳴った瞬間にカロノに突進し、即座にアームバーを仕掛けた。ラウジーは2010年代にMMA界を席巻し、8試合中7試合を1分以内に仕留めた実績を持つ。カロノは2009年に引退しており、両者はMMAの歴史に名を刻んだ選手として注目された。

Netflixで生中継された歴史的試合

試合はロサンゼルスのインテュイット・ドームで行われ、Netflixで生中継された。この試合は、ジャック・ポールが設立したプロモーション会社「Most Valuable Promotions」によるMMAイベントのデビュー戦だった。試合開始はCDMX時間午後7時/ET午後9時、前座戦はCDMX時間午後4時/ET午後6時から。

試合前、両選手は145ポンドの体重制限をクリアできなかった。この試合は、ネットフリックスにとっても重要な一戦で、アントニ・ジョシュア対ジャック・ポールやタイソン・フューリ対アルスランベク・マフムドフといった大物ボクサーの試合を配信した実績を持つ。

リング内での敬意と遺産

ラウジーとカロノは、試合前のポーズを控え、共にMMAの歴史に名を残す選手としての絆を示した。「彼女に全力を尽くす。お互いに敬意を抱いているから、心の中で許し合いがある」とラウジーは語った。

ラウジーはMMAから引退した後、プロレスリングに進出していた。カロノは2021年にSNS投稿の問題で俳優活動を中断していた。ラウジーは家族に約束し、この試合が最後になる予定だが、今後カロノとの3戦目が開かれる可能性は残している。

長き引退と不確実な未来

カロノはMMAのパイオニアとして知られ、2009年に引退。その後は政治的発言やSNS活動で注目を集めていた。ラウジーは2018年から2022年にかけてプロレスリングで3度の世界王者に輝いた。

両選手は、この試合の結果によってMMA界に戻るかどうかを決める予定だった。ラウジーは2人の子供とカリフォルニア州リバーサイドにある農場を持つ家庭人として、この試合は人生の章を閉じる機会だった。カロノは、この試合以外に明確な未来の道筋はなかった。