ウガンダの国防大臣、デイビッド・カイネルゥガバ将軍は、イギリスの新聞『タイムズ』の報道によると、インビクタス・ゲームズから国を撤退させると発表した。この大会は、王子が設立した、負傷した軍人向けのスポーツイベントである。この決定は、「ハリー・メーガンの騒ぎ」への懸念からなされたとされ、ウガンダの大会への関与に対する疑問を投げかけている。

公式撤退と王室への忠誠

カイネルゥガバ将軍は、ウガンダがインビクタス・ゲームズへの参加を中止すると述べ、「国王陛下のご承認を得ていないものには参加しない」と強調した。この発言は、イギリス王室が発した、チャールズ3世国王の名義による書簡の後に行われた。BBCによると、この書簡では、ハリー王子とメーガン・マークル夫妻が「現職の王族」ではなくなったことを明確にした。

ウガンダは7月にインビクタス・ゲームズに正式に加盟し、26番目の国、そして東アフリカで初めて参加国となった。当時、ハリー王子はロンドンで大会の宣伝を行っていた。しかし、今回の撤退決定により、来年バーミンガムで開催予定の大会への参加が疑問視されるようになった。

決定の背景

『タイムズ』紙によると、カイネルゥガバ将軍はウガンダ国防省内で「ハリー・メーガンの騒ぎ」を支持する派閥に不満を抱いていた。将軍は、その影響を排除するために即座に行動を起こしたと述べ、「私は君主を支持する。終わり。」と強調した。これは、単なるスポーツイベントの決定ではなく、政治的・象徴的な意味を持つ決定であることを示唆している。

ウガンダ政府の報道官、アラン・カスージャ氏はBBCに対し、カイネルゥガバ将軍がUPDF(ウガンダ人民防衛軍)のインビクタス・ゲームズへの参加を決定すると明言した。カスージャ氏は、「将軍の立場は明確です。もし変更があれば、世界に知らせるでしょう」と述べた。この発言は、撤退が軍の指導部による公式で計画的な決定であり、即興的なものではないことを示している。

反応と説明

王室関係者は、チャールズ3世国王が負傷した軍人を支援するすべてのプロジェクトを支持しており、ウガンダのインビクタス・ゲームズへの参加を否定していないと説明した。インビクタス・ゲームズの報道官も、ウガンダの撤退についての公式な連絡は受けておらず、国中の連絡先を通じて説明を求めていると述べた。

一方で、カイネルゥガバ将軍はソーシャルメディア上で活動しており、数多くの物議を醸す投稿を行っている。その中には、「私は史上最もハンサムで、最も大胆で、最も栄光ある指揮官である」という声明や、自分の許可なくダンスした他の将軍について怒りを示す投稿も含まれている。

別件では、『HELLO!』誌の報道によると、ハリー王子とチャールズ3世国王はイギリスへの復帰後、電話で話した。これは、2人がまだ会っていないとの報道と矛盾する。豪州の王室記者、ブロント・コイ氏は『モーニング・ショー』で、自身の情報源が直接の電話交換が行われたことを示唆していると述べた。ただし、国王と次男の面会はまだ行われていない。