10月19日午後10時頃、ベルリンのブランデンブルク門近くで開催中のクリストファー・ストリート・デーのイベント会場から約100メートルの場所で、白いトラックが群衆に衝突しました。警察のフロリアン・ナート報道官によると、車両は公園内を走行した後、幹線道路沿いに進み、最終的に木に衝突しました。ドライバーはトラックから降りて不明な方向へ逃走したと、ドイチュ・ヴェレ(DW)が報じています。
事件の詳細と対応
警察はのちに、使用されたトラックがレンタカーではなく、所有者が個人であることを確認し、事件現場から車両を取り除いたと発表しました。連邦内務大臣のアレクサンダー・ドブリン(CDU)は、容疑者が包丁のような武器、おそらくはマチェテを用いて人を襲撃した後、逃走したと述べました。イベントの主催者は残りのプログラムを中止し、観客を避難させ、周囲は広く封鎖されました。警察は赤外線カメラを使用して、ティーアガルテン地区を夜通し捜索したとDWが伝えています。
負傷者と声明
この事件により1人が死亡し、29人が負傷しました。そのうち数人は重傷です。ドイツ首相のフリードリヒ・マース氏はこの事件を「卑劣」と呼び、社会への攻撃であると述べました。20日午後には警察が、負傷者のいずれも命に別状はないことを確認しました。マース首相は哀悼の意を表し、LGBTQ+の権利の重要性を強調。被害者がクリストファー・ストリート・デーの閉会パーティーの近くで襲われたことを指摘しました。
容疑者の特定と背景
当初、目撃者らは複数の犯人を疑い、警察は複数の容疑者の捜索を進めていました。しかし、内務大臣ドブリンは、主犯はアブドゥル・B.(21歳)であると明らかにしました。アブドゥル容疑者は、当局に多数の前科があることと、思想的に極端化していることがわかっています。容疑者の動機についての詳細は、すぐに公表されませんでした。
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