2026年のニュージーランド総選挙では、暫定結果で右派連合が僅差でリードしているが、最終的な勝者を決定するには至っていない。首相のクリストファー・ラクソンが率いる右派連合は、暫定結果で42議席を獲得しているが、過半数には届かなかった。
ラクソン首相の国家党は42議席、連合パートナーであるACT(13議席)とニュージーランドファースト(12議席)を合わせて右派連合が47議席を獲得している。これに対し、労働党(36議席)を含む左派連合は44議席を確保している。BBCによると、国家党と労働党は党票数も拮抗しており、両党の指導者は連合交渉を準備している。
通常の選挙区投票の99%が開票されたが、最終的な結果は海外や選挙区外の特別投票に依存する。歴史的に見ても、これらの特別投票は左派政党に有利である。2023年には、マオリ党とグリーン党が特別投票によって議席を獲得した。ガーディアン紙によると、2023年には60万票の特別投票が投じられ、その影響で11月に結果が変わる可能性がある。
国家党は、選挙区議席数が党票数に比べて多く、ニュージーランドの混合比例代表制(MMP)の下で最大5議席のオーバーハング議席を獲得する可能性がある。これにより、交渉での立場が強化されるが、ガーディアン紙は最終的な開票結果が不確実であることを指摘している。
ラクソン首相は、次期議会での妥協と協力の必要性を強調した。BBCによると、ヒピンス氏は敗北を認めず、「国民が意思を示した」と述べたが、そのメッセージを解釈するには時間がかかると話した。
中心派のオポチュニティ党は、クイラエ・ウォン氏が率いる党で、ニュージーランドのMMP制度導入後初めて議会に進出した。ウォン氏はオークランドで支持者に「とても嬉しい」と語り、「有望なスタート」と述べたが、最終的な結果は残りの票に依存すると話した。
今回の選挙では、主要政党への支持が崩壊しており、BBCは国家党と労働党への支持が歴史的に低くなったと指摘している。生活費の高騰と経済停滞が主要な争点となり、政府への信頼が失われている。
今年も同様の傾向が見られ、最終的な開票結果によってバランスが変わる可能性がある。オタゴ大学のアンドリュー・ゲッディス教授はBBCに、「オポチュニティ党は『ワイルドカード』となり、どの連合が政権を担えるかを決定する可能性がある」と語った。
ラクソン首相は、11月27日に最終結果が確定するまで暫定政府を運営すると発表した。その後で本格的な交渉が始まる予定である。ラクソン首相は、自らの党の努力を称賛し、最終結果についての憶測はしないと述べた。BBCによると、ラクソン首相はヒピンス氏に対し「非常に厳しい戦いをしてくれた」と祝辞を述べ、今後の数週間での連携の必要性を強調した。
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