米国最大の貯水池で、歯を含む顎骨の可能性のある人骨が発見された。干ばつにより水位が記録的な低水準に下がっている。米国立公園管理局は、8月16日にネバダ州ラスベガス郊外のボルダー・ビーチで人骨が見つかったと発表した。
観光客が発見 調査が開始
米国立公園管理局は、BBCの米国提携局CBSを通じて発表した声明で、ラスベガスの観光地で発見された人骨について、管理官とラスベガス警察が対応したと述べた。調査は継続中で、追加情報は現時点では公表されていない。
ネバダ州側の貯水池を訪れていた女性とその友人が、湖底の岩を触っている際に骨を発見した。Dianelis Molina Cruz氏はCBSアフィリエイトのKLASに語った。「友人が湖の岩をいじっていたら、顎を見つけました。歯がついていて、とても驚きました。」
干ばつによる低水位が原因
発見した友人のNoel De Leon氏は、貯水池の水位が極めて低いことが人骨の発見につながったと指摘した。「水位が極端に低く、通常よりかなり下がっています。水が下がるにつれて、骨が出てきます。」
米国最大の貯水池であるメイド湖の水位は2000年以来、年々低下している。米国土地管理庁によると、先週の水位は海抜1,040フィート(316メートル)にまで下がり、2022年7月の記録的な低水準を大きく下回っている。
貯水池が位置するクラーク郡は、米国干ばつモニタリングによると、中程度の干ばつ状態にある。しかし近年、干ばつは悪化しており、科学者らはこれを気候変動が引き起こしていると指摘している。近年、持続的な暑さにより、世界各国の河川や湖の水位が下がり、予期しない発見が相次いでいる。
干ばつによる世界的な発見
ハンガリーでは、今月初旬にブダペストのドナウ川で第二次世界大戦中のドイツ兵の遺体が発見された。遺体と一緒に、ドイツ国防軍(Wehrmacht)のほぼ完璧な状態のバイクも見つかった。ドナウ川では最近、第二次世界大戦の遺物が次々と発見されており、セルビアのプラホヴォ付近では破損した船体も見つかった。
英国では、ラトルズ郡の貯水池の水位が下がり、Nether Hambletonという村の跡が明らかになった。米国貯水池で見つかった人骨は、世界中で水位低下に伴う発見の一環である。
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