マラウイのブランタイアで9月11日午後12時30分ごろ、英国人女性ヌシュラト・オスマーンさんが自宅の外で誘拐された。警察は14日深夜に発表し、武装した誘拐犯と銃撃戦を展開したことを明らかにした。誘拐犯4人が死亡した。
警察はオスマーンさんの救出と犯人の逮捕につながる情報を提供した者に3000万マラウイ・クワチャ(約1万2950ポンド)の報奨金を提示していた。警察の発表によると、犯人はAK47ライフルとギルサン・レガード・MCピストルを所持していた。作戦中に警察官のノエル・カイイラ氏が撃たれ、治療を受けているが状態は安定している。
オスマーンさんは47歳の公認会計士で、2人の子供の母。その兄のショビ・ジワ氏は『サン』紙に、「彼女は無事で、あまりにもたじたじしていない」と語った。ジワ氏はマラウイ警察に感謝し、カイイラ氏を英雄として称えた。「かれこそが私たち家族の英雄。国の英雄。世界の英雄です。命をかけてくれたからこそ」と。
マラウイでは誘拐は珍しく、近年は武装した男によるスリや強盗が増加している。マラウイは世界でもっとも貧しい国であり、人口は約2200万人、世界銀行によると年間平均所得はわずか672ドルである。
米国務省外交保安局が2024年に発表した報告書では、マラウイでは誘拐は広範な懸念とはなっておらず、最近では欧米人を対象とする高プロファイルな事件は起きていないとされている。歴史的に見ても、国外からの旅行者や住民ではなく、アジア系ビジネスコミュニティのメンバーが誘拐の対象となることが多い。
オスマーンさんはレスター出身で、地元の監査会社に勤務し、夫と子供たちとともにマラウイに数年間住んでいた。救出される前、家族は彼女の消息や身代金要求の連絡を受けていなかった。
夫のナジル・オスマーン氏は『ナイサ・タイムズ』紙に、「妻がどこにいて、どうしているのか分からない。妻は会計士で、誰とも問題を抱えていない」と語った。兄は『サン』紙に火曜日に、「5日間、妹の行方は分からず、連絡もなかった」と語り、誘拐の動機を思いつかないと述べた。
警察は報奨金の提示に対する情報がオスマーンさんの救出につながったかどうかについては言及しなかった。捜査は継続中で、詳細は「適切な時期」に公表するとしている。
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