コロンビアの左派大統領候補、イヴァン・セペダ氏は23日、予備的な開票結果が右派実業家アベルラルド・デ・ラ・エスプリエラ氏との決選投票で1%未満の差で敗れたことを受けて敗北を認めました。英紙ザ・ガーディアンによると、セペダ氏は民主的責任を果たすため、結果を受け入れると表明しました。
選挙結果と僅差
セペダ氏は1270万票を獲得し、デ・ラ・エスプリエラ氏の1296万票に25万票差で次ぐ結果となりました。英語版EL PAÍSによると、これは近年のコロンビア大統領選で最も僅差の勝利で、0.96ポイントの差でした。セペダ氏は最終的な法的拘束力のある開票結果を待たずして敗北を認める決定を下しました。
セペダ氏は第2位の候補として上院議員に就任する資格があります。AOL.comによると、彼は「民主的、監視的、建設的な反対勢力」として行動すると誓いました。一方、選挙運動中に「左派を根絶する」と述べたデ・ラ・エスプリエラ氏も勝利演説で寛容的な姿勢を示し、自分と異なる意見を持つ者に何の懸念もないことを強調しました。
外国干渉と政治的転換
セペダ氏は、米国大統領ドナルド・トランプ氏がデ・ラ・エスプリエラ氏を支持したことを批判しました。トランプ氏の投稿を指摘したセペダ氏は、「コロンビアの内政への公然で不適切な外国の干渉を非難した」と述べました。特に、米国政府およびトランプ氏によるデ・ラ・エスプリエラ氏の候補支持を批判しました。ザ・ガーディアンによると、トランプ氏はセペダ氏を「極左のマルクス主義者」と呼び、デ・ラ・エスプリエラ氏の第一回投票での勝利を称賛しました。
EL PAÍS Englishによると、コロンビア国民は長年にわたる政治的支配層に反対し、投票しました。左派指導者グスターボ・ペトロ氏は第一回投票で40%の得票率を記録し、ポピュリスト候補のロドルフォ・エルナンデス氏は28%を獲得しました。アルバロ・ウリベ元大統領の政治的伝統である「ウリビスモ」は20年間コロンビア政治を支配してきましたが、ペトロ氏が大統領職を確実にする可能性が出てきました。
移行と地域的転換
ザ・ガーディアンによると、セペダ氏は22日夜に当選大統領との移行作業を開始すると表明しました。4500字のSNS投稿で、シモン・ボリバルの剣という象徴的な遺物を「副総督」に引き渡す感覚を表現しました。これはトランプ氏がデ・ラ・エスプリエラ氏を支持したことを指しています。
デ・ラ・エスプリエラ氏が8月7日に就任すると、コロンビアはトランプ氏が支持する「アメリカの盾」というイニシアチブに参加し、ラテンアメリカの極右政府と連携するようになります。ザ・ガーディアンによると、デ・ラ・エスプリエラ氏が政権を握ると、地域内では左派政権が4か国にまで減少します。
セペダ氏の敗北表明は、国際的な同盟の支持を受ける右派政権によって形作られる新たな政治時代への重要な節目となりました。敗北を喫したにもかかわらず、セペダ氏は民主主義の原則を強調し、コロンビア国民間での対話と平和へのコミットメントを表明しました。
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