キューバのエネルギー危機は深刻化しており、エネルギー相のヴィセンテ・デ・ラ・オ・レヴィ氏によると、1月下旬にディーゼルや灯油が枯渇したという。この不足は広範囲にわたる停電を引き起こし、病院の運営など公共サービスにも影響を及ぼしている。
キューバ大統領のミゲル・ディアス=カネル氏は公的なメッセージで、状況の深刻さを認め、「燃料、食料、医薬品」が最優先事項だと述べた。
米制裁と燃料封鎖が危機を深める
トランプ大統領は2025年の再選後、キューバへの圧力を強化し、ベネズエラからの燃料や金融支援を断ち、キューバに石油を供給する国々に高関税を課した。これにより、実質的に燃料封鎖が成立した。
米国が1億ドルの人道支援を提案
危機が拡大する中、米国務省は水曜日にキューバへの1億ドル規模の人道支援を再提案した。この支援は政府改革の条件付きで行われ、キューバ国民ではなく政府を通じて行われる予定である。
トランプの発言と国内の混乱
トランプ大統領は、キューバに対してさらに強硬な姿勢を示す発言を続けている。経済紙「京향新聞」によると、彼は「島を乗っ取る」と述べており、ベネズエラやイランに続き、キューバを次期対象として挙げている。
一方、キューバでは反政府デモが報告されており、政権の内外の課題が増している。政府は経済の開放を進め、外資の誘致を図る方針を示した。これはインフラやサービスの崩壊を止めるための試みと見られている。
トランプ政権がハバナでの政権変更を推進する中、キューバの人道危機は国際的な注目を浴びている。米国が支援を提案しているが、その条件付きの性質と政治的背景から、キューバ政府はまだこれを受け入れていない。キューバは1960年代から続く米国貿易封鎖の下にある。
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