トーマス・マシー氏。7期務めたケンタッキー州第4選挙区の共和党下院議員は、元大統領ドナルド・トランプ氏の支持を得ている農家で退役米海兵隊SEALのエド・ガーレイン氏と2026年5月19日に予備選挙で対決する。この選挙は、トランプ氏の党内影響力の強さを測るための重要なテストと注目されている。
ケンタッキー州第4選挙区:保守主義の戦場
この選挙区はルイビルの郊外からシカゴ方面へ広がり、アパラチア地域にも及ぶ。共和党の票田ながら、郊外住民、農村地域、労働者世帯の混合層に訴える必要がある。55歳のマシー氏は、自由主義的傾向を持つ憲法主義者として独自の地位を築いており、トランプ氏のよりポピュリスト的・権威主義的な言説としばしば対立している。
ジョン・ジョンソン氏。78歳の建設業者が2024年のトランプ氏支持を表明したが、マシー氏の原則的な立場に惹かれていると語る。「彼とトランプ氏は時折ぶつかるが、彼は憲法主義者で、自分の意見をはっきり述べる人物だ。多くの場合、正しいと言える」とジョンソン氏。息子のランス氏(47)も同様の意見を示し、トランプ支持者に支配される党内でマシー氏の独立性は新鮮だと述べた。
ブルーグラス州での経済・社会的緊張
政治の動きに加え、ケンタッキー州の経済も変化している。2026年5月1日、ストック・ヤーズ・バンコープはフィールド・アンド・メイン・バンコープを買収し、州内での存在感を強化した。これにより、ヘンダーソン、レキシントン、シンシアニア、インディアナ州エバーセビルに新たに6カ所の拠点を設けた。この動きは、地域銀行が買収を通じて自社の拡大を図る傾向を反映している。
ルイビルを拠点とするストック・ヤーズ・バンコープは、ケンタッキー州、インディアナ州、オハイオ州で事業を展開しており、2026年第1四半期の売上高は1億300万ドルで、2025年同四半期比で10.12%増加した。商業銀行部門が主な収益源で、貸付、預金、財務管理サービスに貢献している。
犯罪と天候が州のニュースを占める
政治的・経済的ニュースに加え、ケンタッキー州では悲劇的な事件も注目されている。19歳のブライレン・ウィーバー氏は、銀行強盗と殺人で起訴された。連邦裁判所の記録によると、ウィーバー氏は木曜日午後2時過ぎに米銀行の支店に入り、男性顧客と銀行職員を射殺した。現場を逃亡し、Facebook Marketplaceで掲載していた銀色のBMWを乗用していた。事件後もSNSに投稿し、捜査機関の注目を集めた。
警察の追跡は時速130マイル(209キロ)を超える高速度で行われ、ウィーバー氏はレキシントン近郊で車を衝突させ、歩行者として捕らえられた。州警察のジャスティン・カークニー氏がSNSで確認した。この事件は、州内での銃乱射事件と若年犯罪の懸念を引き起こしている。
別件では、日曜日にボウリンググリーンを雪、氷、スラッシュで覆った寒波により、市職員が昼夜問わず道路の除雪作業を行った。地元住民のデイラン・バレット氏は、ミニトラクターを使って自分の駐車場を除雪し、雪だるまを作るジョークを言った。ボウリンググリーン市公共事業局の施設マネージャー、デイブ・ヘイナー氏は、除雪と塩撒き作業を継続していると述べ、住民に対し、可能な限り車の運転を避けるよう呼びかけた。気温が下がると、スラッシュは夜間に再凍結する見込みで、朝の移動は特に危険になる。
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