イングランド女子代表は5月9日、アシュトンゲートで行われたウイメンズシックスネーションズのウェールズ戦を62-24で快勝し、36試合連続無敗を記録した。観客数は2万6247人で、大会史上最多を更新した。イングランドはこれにより、5連続でトリプルクラウンを達成した。
イングランドの圧倒的パフォーマンス
イングランドは10トライを記録し、8人の選手がそれぞれトライを決めた。ウェールズ出身のキャプテン、メグ・ジョーンズは前半で2トライを決め、右サイドへの単走と前半終了間際のクラウディア・モロニー=マクドナルドへのアシストでチームをリードした。バックローのマディ・フェアナタチとマーリー・パッカーもトライを決め、ウィングのミリー・デイヴィッドは国際デビュー戦でトライを決めた。
イングランドの圧倒的な勝利にもかかわらず、前半はウェールズに苦しみを見せた。ケイラ・ビーヴァンとケルシー・ジョーンズのトライでウェールズが反撃を試みたが、イングランドは後半にアミー・コーケイン、モロニー=マクドナルド、ジェス・ブレイチのトライでリードを広げた。パッカーは2トライ目を決め、点差をさらに広げた。
ウェールズの粘りと進化
ウェールズは最近13試合中12試合の敗北を喫し、イタリアに1ポイント差で5位に終わった。しかし、ヘッドコーチのシオン・リンはチームの粘り強さと懸命さに言及した。キャプテンのベータン・ルイスとセレン・ロックウッドが終盤にトライを決め、ボーナスポイントを確保した。
ウェールズの試合には粘りの瞬間も見られた。ジェイズ・ジョイスは後半開始早々にトライ阻止のタックルを成功させ、ケイリー・ポールが退場となり14人での戦いとなった際も、1トライに抑え込むなど粘りを見せた。ルイスとロックウッドの終盤トライは、チームメイトたちに祝福され、ビーヴァンの個人プレーによるトライも称賛された。
イングランドの今後の課題
勝利を収めたイングランドだが、完璧とは言えなかった。9つのペナルティを送り込み、そのうち2つがウェールズのトライに直接つながった。ハンドリングミスや緩いパスも指摘されたが、チームは制御を維持し、決定的な勝利を収めた。
イングランドは記録的な8連覇を目指している。次戦は5月9日、イタリアとの対戦がパルマで予定されている。ウェールズは同日、ベルファストでアイルランドと対戦する。イングランドのコーチは、フランス戦ではディシプリンと正確さを改善する必要があると指摘している。
ウェールズは依然として順位表の最下位にいるが、ポゼッションを取り戻す力や後半の集中力が進歩の兆しとして挙げられる。この試合で獲得したボーナスポイントと、イングランド戦での最高得点も、ウェールズチームにとって前向きなサインだ。
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