ケニア民間航空局は23日午前9時13分、北部サンブル州でヘリコプターが墜落し、7人が死亡したと明らかにした。死者には、マイアミを拠点とするレストラン経営者と、NBCユニバーサル傘下のテレモンドネットワークの幹部も含まれている。

墜落の詳細と対応

墜落した航空機は、ロイサバ保護区からエワソ・ニヨロ地区へ向かっていたが、観光地として人気のオロロクエ山の裾野で墜落した。ケニア民間航空局は事故の調査を進めていることを確認した。墜落したヘリコプターは「レディ・ローリー・ヘリコプターズ」が運航しており、当時、6人の乗客とパイロットが搭乗していた。

サンブル警察のデイビッド・ンコロイ指揮官ら現地当局は、機内にいた7人全員が死亡したと確認したが、当初は身元は明らかにされなかった。航空会社「トロピックエアケニア」は声明で、自社のヘリコプター2機を派遣し、捜索・救助活動を支援したと明らかにした。

被害者と反応

死者の一人に、55歳のホセ・アレハンドロ・スアレス氏が含まれることが明らかになった。スアレス氏はフロリダ州に拠点を置くテレモンドの複数局の総経理兼社長を務めていた。NBCユニバーサルは声明で、スアレス氏を「深く尊敬されるリーダーであり、親愛なる友人で、同僚」と称賛した。

もう一人の死者は、マイアミのレストラン経営者ロジャー・デュアーテ氏。家族は声明で、彼の死を悼み、深い悲しみを表した。家族は、亡くなった人々とその遺族への祈りを呼びかけた。

死者には、エクアドルの情報機関長官ミシェル・センシ・コンティュイ氏とその妻のステファニー・ホリーハン氏も含まれている。エクアドル政府は声明で、遺族への哀悼の意を表し、安らぎを祈ると述べた。

米国大使館の対応と調査の継続

米国務省は、死者のうち5人が米国人であることを確認し、ケニアの米国大使館が家族や現地当局に領事支援を行っていると述べた。同省は、死者の家族に対し弔意を表明した。

墜落の原因は引き続き調査中である。事故に遭った航空機はユーロコプターEC130 B4型で、「レディ・ローリー・ヘリコプターズ」の声明では、事故当時、チャーター便として運航していたと明らかにした。