ペンタゴンは、民間人や宇宙飛行士によるUFO目撃情報を含む161件の文書を公開した。これは、ドナルド・トランプ前大統領の指示に基づくもので、国防総省のウェブサイトで閲覧可能。ファイルにはアポロ計画の転写文や軍の報告書が含まれている。

アポロ宇宙飛行士が観測した点滅光

アポロ宇宙飛行士は、異常な現象を報告しており、点滅する光を視認した。アポロ11号のバズ・アーデリン氏は1969年に「比較的明るい光源」を視認したと述べている。アポロ12号のアラン・ビーン氏は、1969年のミッション中に「宇宙へと飛んでいった粒子や光」を観測したと報告した。

1972年のアポロ17号の宇宙飛行士も、点滅光を視認しており、1人はそれを「そこには第四独立記念日(アメリカ建国記念日)が広がっているようだった」と表現した。宇宙飛行士たちは、光が氷の粒子からの反射である可能性を示唆した。

民間人の目撃情報と浮遊物体

公開された文書の中には、明るい光から現れた不明物体に関する民間人の報告が含まれている。1957年のFBIインタビューでは、円形の大型車両を視認したと報告されている。2023年には、アメリカ市民が光から現れた金属製の浮遊物体を報告した。

1965年のジミニ11号ミッションの音声記録では、宇宙飛行士のフランク・ボーマン氏がNASA管制センターに不明物体を報告しており、「敵機」と「兆億個の小さな粒子」を記述している。

議員たちの反応

共和党のティム・バーチェット議員は、UFO目撃に関する透明性の向上に向けて「素晴らしい第一歩」と評価した。フロリダ州のアンナ・ポーリナ・ルーナ議員は、これは「正しい方向への大きな第一歩」だと述べた。

一方、元議員のマジョリー・テイラー・グリーン氏は、この公開は価格の手頃さやイラン戦争といった重要な問題から注意をそらすものだと批判。「私はもう『キラキラした物を見なさい』というプロパガンダにうんざりだ」と投稿した。

トランプ氏は、この発表と同月、外星人や地球外生命体に関する文書の公開をペンタゴンに指示した。公開された文書には、軍の覚書、アポロ計画の報告書、民間人の目撃情報が含まれている。今後も文書の公開が予定されている。