シカゴ(AP)-イリノイ州の住民は、米国で最も高い住宅税の一つを支払っている。ウォレットブックが税シーズンに発表した報告書によると、イリノイ州は有効税率2.01%で全国2位。米国平均の住宅価格332,700ドルを基準にすると、年間6,694ドルの税額となる。
アイオワ州もその足あとを追う。同州は1.39%の有効税率で全国10位にランクインし、同じ基準住宅に対する年間税額は4,634ドル。ただし、現地の価格を考慮すると、アイオワ州の住宅価格は平均より46%低い208,000ドルで、年間税額は2,897ドルに下がる。
イリノイ州の住宅価格は平均263,300ドル。その住宅に対する年間住宅税は5,298ドル。一方、アイオワ州では車両税が1%で、29,000ドルの車に対する年間税額は291ドル。
イリノイ州とアイオワ州の国境付近に住む人々は、どちらの州に住むのが得かを議論している。実際の住宅価格を調整すると、アイオワ州の方が財政的負担が軽いとされている。ウォレットブックは、不動産税の税率、州ごとの住宅価格、全国的な比較データを分析してランキングを作成した。
州ごとに税額は大きく異なる。ネバダ州は税率が0.47%と最も低く、しかし住宅価格が非常に高いため、節約にはならない。同州の住宅価格は平均435,400ドルで、米国平均より10万ドル以上高い。年間税額は米国平均住宅価格に対して2,027ドルだが、現地の住宅では住宅ローンが膨らむ。
アラバマ州は全体的に2番目に低い税率で、0.38%の税率と209,900ドルの平均住宅価格の組み合わせで、年間税額は788ドル。これは低税率と住居価格の両方が安いという珍しいケース。
ハワイ州は税率が0.27%で、米国平均住宅価格332,700ドルに対して年間888ドル。しかし現実には、ハワイ州の住宅価格は平均839,100ドルで、米国平均の2倍以上。税率が低くても、年間税額は2,239ドルに上昇する。
この分析は、単純な税率だけでは物事を判断できないことを示している。住宅税の額は、住宅価格と合わせて考慮する必要がある。イリノイ州とアイオワ州の両州では、住宅価格が米国平均より低くても、住宅税の有効負担は高い。両州の行政機関は、学校や地域サービスのための住宅税増加に長年不満を抱えている。
ウォレットブックは、米国センサス局やタックス・ファウンデーションなどの最新データをもとに分析を行った。この報告書は、アメリカ人が2023年の確定申告を提出する時期に発表され、多くの連邦申告書で住宅税が控除されている。
国境地域の住民にとって、これは毎日の選択肢を示している。イリノイ州の利便性とアイオワ州の節約のどちらを選ぶか。
すぐに解決策は見えていない。イリノイ州議会は住宅税の緩和策について議論しているが、進展は停滞している。アイオワ州では、ほとんどの所有者に対して年間の増加率を3%に上限設定している。それでも、両州はシカゴやデスモインズの雇用を求めて新たな住民を引きつけており、税金の負担には目を瞑っている。
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