ギニアの首都コンラリで、巨大なごみ山が崩れ、30人が死亡した。政府は20日、大雨が原因で土砂崩れが発生し、周辺のテントや小屋を飲み込んだと明らかにした。
閉鎖計画発表後に発生
今回の事故は、政府がこの場所を閉鎖すると発表したわずか1週間以内に起きた。政府は、特に雨季中に発生する土砂崩れや致命的な急な洪水のリスクを考慮し、廃棄物を移動させる計画を発表していた。
土砂崩れは、政府の発表によると、20日午前2時(英国時間午前3時)ごろ、コンラリのゲスシア地区で発生した。
救助活動と死者数
目撃者によると、土砂崩れはアパート棟や不安定な住居を飲み込むほどの規模だった。救助隊はブルドーザーなどの機械を使って、土砂崩れの現場を片付けている。死者は30人で、6人が重傷、16人が軽傷を負った。
現場で記者に語った一人の女性、ジレ・ディアロさんは、自分の5人の子どもが死亡したと話した。「すべての子どもを失いました。ただ神に信頼を寄せることしかできません」と述べた。
経済と社会の背景
ギニアは世界最大のボウクサイトの埋蔵量と、シマンドゥで開発されていない最大級の鉄鉱石の埋蔵量を持つ。2023年11月には大規模な鉱山プロジェクトが開始された。しかし、西アフリカのこの国はインフラが劣悪で、貧困が広く見られる。4月に発表された世界銀行の報告書によると、1510万人の人口のうち370万人が1日4.2ドル以下の生活をしている。
17日、ギニアの地方行政大臣、ジェナブー・トーレ・カマラ氏は、このごみ捨て場を安全でないため閉鎖すると発表し、廃棄物をコンラリの外に移す計画を明らかにした。
首相のアマドゥ・オーリ・バ氏は20日、ごみ捨て場を訪れ、被害状況を確認し、対応を監督した。政府の発表では、市民に対し「冷静さを保ち、連帯を示し、救助隊や関係当局の指示に厳格に従ってほしい」と呼びかけた。
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