ウガンダの反対派指導者キザ・ベシギーを支援する弁護士エリアス・ルクワゴが、国賊関連の罪で起訴された。ルクワゴは、ベシギーが国賊容疑で裁判を受ける中、自身も関連罪で起訴された。現地メディアによると、ルクワゴは月曜日、カンパラの裁判所に現れた。

起訴を否認、拘置所送り

ルクワゴは、国賊の報告義務違反などの罪を否認し、裁判が行われる来週まで拘置所に送られた。現地メディアは、彼が裁判所に現れた際、明らかに弱っている様子だったと報じた。

批判と軍関与の指摘

ルクワゴの逮捕は、ウガンダの軍事長官で大統領の息子であるゲン・ムホージー・カイネルガバがSNSで自慢したことから批判を浴びた。また、1月の大統領選挙後に国外へ逃亡した反対派政治家ボビ・ワインは、ルクワゴの逮捕がカイネルガバの命令によるものだと主張した。

ワインは、ルクワゴが軍事長官に対し裁判所の手配状を提示しようとしていたところを逮捕されたと述べた。X(旧Twitter)で、ワインは「我々全員がこの蛮行と無責任を断固拒否し、抵抗するよう呼びかける」と投稿した。

ルクワゴの家族は、彼を拉致したとされる治安官に所在を明かし、生死に関係なく解放するよう求める命令を裁判所に求めた。家族は、カイネルガバがルクワゴの拉致を自認し、SNSで虐待を自慢したと主張した。

カイネルガバはXで、ルクワゴがどこか不明な場所で目隠しをされた写真を投稿した。別の投稿では、「犯罪者ルクワゴに与える痛みと苦しみに誇りを感じる」と述べた。カイネルガバは過去に問題のある投稿をしていた歴史があり、一部は後に削除された。また、反対派指導者を拉致・拷問したと自慢したことも過去にある。

ベシギーと事件の背景

ルクワゴは、ベシギーを支援している。ベシギーは、隣国のケニアで拉致され、2024年末に強制送還された後、国賊容疑で拘束されている。ベシギーは、大統領ヨウェリ・ムセベニと長年にわたる政治的対立があり、かつてムセベニの個人医師を務めたが、1999年に分離した。

ベシギーは、ムセベニに数回対抗して大統領選挙に立候補し、複数回拘束された経験がある。彼の事件は国際的な注目を集め、裁判の公平性やウガンダの政治的自由への懸念が提起されている。