2026年W杯を控えたフランス代表で、バイエルン・ミュンヘン所属のウィング、マイケル・オリス選手が注目されている。2023年にクリスタル・パレスから加入したオリス選手は、国内と国際舞台で安定したパフォーマンスを示しており、元プロサッカー選手でBBCの解説者であるガエル・クリシー氏も、W杯での活躍が期待される選手の一人として挙げている。クリシー氏は、2024年オリンピックでフランスU-23チームと共に指導経験のある人物で、オリス選手がクラブの活躍を国際舞台に移すことができれば、フランス代表のエース候補になると語っている。

バイエルンでの活躍とハットトリック

最近、北アイルランドとの親善試合でオリス選手は目立った活躍を見せ、3ゴールを決め、フランスが3対1で勝利するのに貢献した。この試合はW杯準備の一環として行われ、オリス選手は創造性と正確なフィニッシュを披露した。最初の得点は43分に、デマルベーのシュートがブロックされたボールを拾って落ち着いて決めた。2点目は49分、12メートルから力強いシュートで決め、3点目は75分、20メートルから見事なカーブを描いてゴール右上隅に突き刺した。SPORT1のDAZN解説者、コルビニアン・ルンデル氏はオリス選手を「ドライバー(駆動力)」および「差をつける選手」と称賛した。

試合終了前、82分にマグネス・アクリュシュ選手が交代で入場する一方、オリス選手はフィールドを離れた。また、バイエルンのチームメートであるダヨット・ウパメカノ選手は、64分にパトリック・ケリー選手のゴールを防げずに試合を振り返る機会となった。

チーム関係と移籍の噂

オリス選手はウパメカノ選手との関係について語り、フィールド内外で親友であると述べている。『ソステル・アンツァイガー』によると、オリス選手はウパメカノ選手の二面性を強調した。フィールド外では親しみやすく、フレンドリーな人物だが、フィールドでは激しく攻撃的な選手であると。この関係性はバイエルンとフランス代表での成功に貢献しており、W杯に向けて二人がチームの鍵を握る存在として期待されている。

しかし、オリス選手は移籍の噂の的にもなっている。今夏、レアル・マドリードがウィングの獲得を検討しているとの報道があり、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は1億5000万ユーロのオファーを示唆した。しかし、バイエルンはオリス選手の売却に興味がないことを明言しており、バイエルン会長のヘルベルト・ハイナー氏はFotMobの報道で、オリス選手へのオファーを一切検討しないと述べている。オリス選手の活躍はバイエルンの2025-26シーズンのブンデスリーガとDFBポカール優勝にも貢献しており、15ゴール19アシストの34ゴール関与を記録。これは2004-05シーズン以降、ブンデスリーガでウィングとして記録された最多記録である。

W杯での活躍を期待

W杯が迫る中、オリス選手のバイエルンでの活躍と親善試合でのパフォーマンスが、国際舞台での期待を高めている。クリシー氏は、オリス選手が「魔法」をW杯に持ち込むことができれば、フランス代表のエースと目されるだろうと強調した。オリス選手だけでなく、フランス代表で注目されている若手選手として、彼のバイエルンチームメートのレイアン・シェルキー選手も挙げられている。シェルキー選手は2024年オリンピックでフランスU-23チームの一員として活躍し、創造性と技術力で目立ったパフォーマンスを見せている。まだ成長中ではあるが、クリシー氏は機会を与えられれば、大きなインパクトを残す可能性があると語っている。