投票の遅延と物流の混乱
BBCによると、多くの投票所は開票が遅れたり、一部では全く開かなかった。選挙管理委員会は、リマやフロリダ州オーランド、ニュージャージー州パテルソンなど海外の投票所の有権者も、1日延長により投票できると決めた。現職のペルー大統領ホセ・マリア・バルカザール氏は、投票用紙の配布を担当する会社が期日通りに配布できなかったと述べた。
18歳から70歳までのペルー国民は投票が義務付けられており、投票を怠った場合は罰金が科される。今回の選挙では、合計2700万人以上の有権者が議会両院の議員と新大統領を選出するよう求められた。大統領選で勝利した候補者は、2月から就任した83歳のバルカザール氏を交代させる。
政治的状況と決選投票の不透明性
ペルーの政治界は、最近10年間で6人の大統領が罷免や辞任したという一連のスキャンダルで揺れている。最後に任期を満了したのは、2011年から2016年まで政権を担ったオランタ・フミラ氏である。今回の選挙で勝利した候補者は、政治家への深い不信任感を持つ有権者を再び信頼させなければならない。
大統領候補は35人いるが、分析によると、新たに設置された参議院の議員が選出される結果も重要な要素となる。下院とは異なり、60議席の参議院は大統領が解散することができず、政治的な影響力が大きいと予想されている。
選挙の前には、候補者に腐敗や犯罪率の上昇対策をより積極的に取り組むよう求められた。特に、公共の交通機関の従業員が「保護料」を要求するなどの強盗が増加している。
候補者と選挙公約
現時点で得票数でリードしている四度目の大統領選出馬のケイコ・フジミヨリ氏は、前回の3回の決選投票で敗北した。しかし、彼女の故父であるアルベルト・フジミヨリ氏が人権侵害の罪で有罪判決を受けたことへの忠誠心が、彼女の政治的信頼性を損なっている。また、世論調査で上位にランクインしているラファエル・ロペス・アリーガ氏も、犯罪対策として「鉄の拳」を掲げている。
フジミヨリ氏は、開票が進む中、「敵は左翼である」と述べ、左翼候補者が決選投票に進まないことを望んでいると強調した。しかし、出口調査によると、選挙戦は依然として不透明であり、元観光大臣のロベルト・サンチェス氏などの左翼候補者が保守派の有力候補者を上回り、決選投票に進む可能性がある。
ペルーの選挙管理機関ONPEは、日曜夜に、技術的な問題で投票できなかった国内および海外の数十万の有権者が追加で投票できるよう、投票を1日延長すると発表した。当局は、リマ南部の15の投票所で投票が中止されたため、5万2000人の有権者が月曜日に投票できると発表した。
ペルー外務省は、ニュージャージー州パテルソンやフロリダ州オーランドなど米国各地に住む数千人の有権者も、月曜日に投票できると発表した。技術的な問題は、虚偽の汚職の主張や、候補者による投票の夜間延長の要請の背景にあった。
出口調査や部分的な結果、独立した集計によると、四度目の大統領選出馬のケイコ・フジミヨリ氏がリードしているが、50%という直接的な勝利に必要な得票率には遠く及ばない。誰と決選投票を行うかは依然として不透明である。
18歳から70歳までのペルー国民は投票が義務付けられており、投票を怠った場合は最大32ドルの罰金が科される。
日曜日には15の投票所が閉鎖されたが、他の投票所も遅延があり、投票が遅れた。リマのミラフロレス地区にある投票所では、有権者たちが「投票したい!」と叫びながら抗議した。その一人、ロサ・マリア・ヤクセティグ氏は、「午前11時30分頃まで投票が開始されなかった。インクが切れていたし、かなりの混乱があり、人々が抗議し始めた」と語った。
ONPEは、追加の投票が月曜日に終了するまで、第一回投票の公式結果は発表しないと発表した。
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