フィリピン沿岸警備隊は15日、西パラワン州で起きたフェリー火災の死者が30体の回収で35人に増えたと発表した。当初、炎に包まれた船内で少なくとも5人が死亡したと発表されていた。
災害の詳細
事故は13日、マニラからパラワン州へ向かう途中に発生した。船内には130人以上が乗船しており、火災によって包囲された。54人が行方不明とされ、43人が無事に救助された。
14日の救助活動では、高温と煙のため船内への進入が困難となり、乗客が閉じ込められている可能性があるものの捜索が遅れた。沿岸警備隊が15日に公開した画像には、焼けた船内と、人間の遺体、灰、焼けた金属、自動車が写っていた。
沿岸警備隊のスポークスパーソン、ノエミ・カヤバイア大佐は、焼けた遺体がエコノミークラスの客室内で見つかったと述べた。ただ、警察の法医学専門家が遺体の回収と身元確認のために調査中だと追加した。「この悲劇によって影響を受けた家族の悲しみを理解しています。遺体とその家族への最大の敬意を払って作業を進めることをお約束します。」とカヤバイア氏は語った。
家族への影響と情報提供
アル・ジャジーラのジャメラ・アリンドーガン記者は15日、マニラから報じ、「多くの家族が失踪した親族についての情報を求め、フェリー会社にメッセージを送っている」と述べた。「生還者が提供する情報の方がフェリー会社よりも正確だった」とアリンドーガン氏は語ったが、「政府や民間からの情報は制御されている」とも付け加えた。
フィリピン諸島ではフェリーが頻繁に使われており、暴風、老朽化した船、過密、安全規則の緩やかな適用などが原因で海上事故は珍しくない。アリンドーガン氏は、「フィリピン北部のマニラから西パラワン州へのこの旅程は1日以上かかる。非常に長い旅だが、数百万のフィリピン人にとって最も手頃な交通手段だ。フェリーは50ドルだが、飛行機は100ドルかかる」と説明した。
火災の原因は不明
船籍名簿によると、134人が乗船しており、そのうち117人が乗客、17人が乗務員だった。53メートル(174フィート)の船は、306人の乗客と27人の乗務員を載せることのできる容量がある。沿岸警備隊は、船籍名簿に記載された2人の乗客が当局に登録を漏らしたと報告した。火災の原因は不明だが、船が人気観光地への旅の終わりに近づいていた際に発生した。
海事産業庁(MARINA)の声明では、生存者によると船内で連続して2回の爆発音が聞こえ、火災が発生したとされている。
コメント
まだコメントはありません
最初にコメントしましょう