レオ法王はカナリア諸島を訪問し、大西洋を渡る難民たちの危険な旅に注目を向けている。BBCとAOL.comによると、法王はヨーロッパでより良い未来を求めるために命をかけて旅をする人々の状況に焦点を当てるとのこと。
生存者の物語
ガンビア出身の19歳のバカリ・ジャイュー氏は、危険な旅路を経験した一人だ。彼は木製のボートで7日間海を漂流し、カナリア諸島に到着した。現在、テネリフェに落ち着いた彼は、「海に落ちないように眠ることもできなかった」と振り返った。ジャイュー氏は妻と赤ちゃんを残して旅に出た。家族の未来を確かなものにするため、死をも恐れずに行動した。「家族が良い状態でいられるように、死ぬか生き延びるか、どちらかを選んだ」と語った。ジャイュー氏の船には約160人が乗船しており、その中に女性や子どもも含まれていた。西アフリカ沿岸の増強された海上パトロールを回避した。
人道的訴え
グランカナリアで、レオ法王はカナリア諸島に到達できなかった人々の記憶を悼み、海に花を投げ入れた。法王は難民への「敬意ある歓迎」を呼びかけ、ヨーロッパが海中に増える無名の墓を無関心にしないよう求めた。「命をかけて命を求める者が多くいる」と語った。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のデータによると、今年、スペインへの海上移民は西アフリカ沿岸でのEU資金による取り締まりが増加したため、大幅に減少している。しかし、多くの人々が引き続きこの旅を試みており、多くの命が失われている。
難民への地元支援
テネリフェの司祭であるパドレ・ペペ氏は、若年移民の支援に貢献している。地元当局が移民への支援を18歳までに限定していることに気づいた彼は、スペイン語を学び、テネリフェで合法的に滞在する手段を求めるプロジェクトを立ち上げた。「しかし、街は若い人を食い尽くす。そこでは若者は腐肉のようなものだ」と語った。ジャイュー氏はプロジェクトに参加するまで、難民キャンプで「非常に寒く、非常に困難な」3か月を過ごした。BBCとAOL.comによると、法王の訪問はヨーロッパへの「安全で合法的な道」の必要性を強調している。
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