2026年7月1日から年金の改定が実施される。改定率は4.24%で、ドイツ国内の約2100万人の年金受給者が月々の収入が増える。連邦政府は、MDR.deの報道によると、これは5年以内で4回目となる4%を超える年金改定であると強調している。

年金単価の上昇

年金単価、つまり1ポイントあたりの金額が40.79ユーロから42.52ユーロに引き上げられる。平均的な収入で45年間保険料を支払った「標準年金受給者」は、月々の年金が77.85ユーロ増える。ドイツ年金保険連合はウェブサイトでこのように説明している。2023年からドイツ連邦共和国全体で統一された年金単価が適用されている。

増額年金の支給時期

増額分の年金はすべての受給者に同時に支給されるわけではない。2004年4月以降から年金を受け取っている人には、月末に増額分の年金が振り込まれる。つまり2026年7月31日である。2004年3月以前に年金生活を開始した人には、7月分の年金が6月末に振り込まれる。ドイツ年金保険連合は、振り込みが自動的に行われる点に注意を促している。

その他の調整と通知

年金受給者は「年金調整通知」を受け取る。これにより、増額額と支給日について知らせる。この通知の送付は2026年6月13日から7月24日にかけて行われる。送付と支給はドイツ郵便株式会社の年金サービスが担当する。

また、未亡人年金についても調整がある。受給者が得る収入の免税額は、1,077.78ユーロから約1,122.53ユーロに引き上げられる。一人の未亡人年金対象児童につき、免税額は228.42ユーロから238.11ユーロに増額される。未亡人年金自体には収入上限はない。ただし、収入が免税額を超えた場合、その超過分は40%を控除し、年金額がそれに応じて減額される。

さらに、パートタイム労働者についても新たな改正が導入される。これまで年金保険義務から免除されていた労働者は、2026年7月1日から一度限りでその免除を撤回できる。これは労働先に申請し、本人が行っているすべてのパートタイム労働に適用される。