南アフリкаのサイル・ラマポーサ大統領は21日、自宅での現金盗難事件を巡る弾劾議決を法的に争うと表明した。これにより、議会が彼に対する弾劾手続きを検討する道が開かれた。

憲法裁判所の判断が弾劾の道を開く

先週、憲法裁判所は2022年のファラ・ファラ報告書に関する弾劾調査の設置を議会が否決した行為が違憲であると判断した。

ラマポーサ大統領は21日、「私はここにいて辞任しない」と述べ、辞任するかどうかに関する数日間の憶測を終えた。

ファラ・ファラ問題が焦点に

この問題は、ファラ・ファラ問題と呼ばれるもので、彼のゲーム農場から家具から数千ドルが盗まれた事件を指す。独立したパネルは、ラマポーサ大統領がこの件を扱った方法について重大な不正行為の可能性があると初步的な証拠を示した。

ラマポーサ大統領は不正行為を否定し、その資金は自社の農場ビジネスから合法的に得られたヘビの売却によるものであると主張している。

南アフリカの憲法裁判所は先週、この件を弾劾手続きを通じてさらに検討すべきだと判断した。ラマポーサ大統領は、この報告書が噂に基づく証拠に依拠しているとして、裁判所に再審査を求める予定であると述べた。

法的挑戦が戦略と見られる

手続きが進めば、この報告書は野党が彼を辞任させるための努力の基礎となる。政治アナリストのリチャード・コールランド教授は、大統領が議会での投票で生き残る可能性が高いが、法的挑戦は有害な弾劾手続き自体を回避することを目的としている可能性があると述べた。